スズキ「e-BURGMAN」 モバイルパワーパックに対応した電動スクーターを出展
スズキは10月26日より東京ビッグサイトで開催されている「ジャパンモビリティショー2023」で、電動バイクの実証実験機「e-BURGMAN(イー・バーグマン)」を展示しました。
議論中の原付一種の新基準に合致か!?
スズキは10月26日より東京ビッグサイトで開催されている「ジャパンモビリティショー2023」で、電動バイクの実証実験機「e-BURGMAN(イー・バーグマン)」を展示しました。

電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアムで標準化(共通仕様)されたバッテリーを搭載するe-BURGMANは、2023年3月27日に発売された「バーグマンストリート125EX」と同様のスタイルを採用した原付二種区分の電動スクーターです。
交換式バッテリーを用いた原付二種の電動スクーターに対する評価、および改善要望を把握することを目的に使用されたe-BURGMANは、最高出力4.0kW、最大トルク18Nmを発揮し、航続距離(60km/h定地走行)は44 kmを実現。

シート下に2つのモバイルパワーパックを搭載する仕様とされています。
第四次排ガス規制に伴う原付一種モデルの存続のため、自工会二輪車委員会と全国オートバイ協同組合連合会が対策として紹介する「125ccクラス機種の最高出力を50cc相当(4kW程度)に制御して排ガス規制に対応する」という枠に収まる最高出力に設定されたe-BURGMAN。どのような形で製品化されるのか期待がかかります。