もうすぐバイクも選べるようになるかも!? クルマでは好きな数字を選べる希望ナンバー
現在クルマのみに導入されている「希望ナンバー制度」。将来的にはバイクにも導入が検討されていることで話題にもなりましたが、具体的にはどのような変更が検討されているのでしょうか。
ナンバープレートの数字やひらがなを選べる?希望ナンバー制度とは
せっかく愛車に乗るなら、ナンバープレートにもこだわりたいという人も多いと思います。中には、ナンバープレートに記載される数字やひらがなも自分で決めたいという人もいるでしょう。
そういった場合に利用したいのが「希望ナンバー制度」で、ナンバープレートの下段4桁の「一連指定番号」を自分の希望の数字にできる制度です。しかし、2023年10月現在は、クルマのみに導入されている制度であるため、バイクでは希望ナンバーを取得することはできません。

バイクに希望ナンバー制度が導入されていないのは、クルマと比べて組み合わせが少ないことが原因だと言われています。
クルマのナンバープレートは、上段に地名と分類番号3桁、下段にひらがなと一連指定番号が記載されていますが、バイクは一連指定番号が4桁であることは変わりませんが、分類番号がなかったり、あっても1または2と数字が限られていたりします。
このように数字と文字の組み合わせが少ない状態で希望ナンバー制度を導入してしまうと、人気ナンバーはあっという間になくなってしまうことは想像に難くありません。
しかし、現状ではバイクは希望ナンバーを取得することはできませんが、今後希望ナンバーを選べるようになる可能性が見えてきました。それは2023年5月に、国土交通省(以下、国交省)がナンバープレートの様式の見直しとともに、バイクの希望ナンバー制度の導入を検討すると発表したため。
国交省は、「現行の二輪車のナンバープレートに記載される番号や平仮名等の組合せは、一部の地域で底を突くおそれがあるため、ナンバープレートの様式の見直しの検討が必要となっております」と発表。また、「様式の見直しに伴い、番号や平仮名等の組合せが大幅に増える見込みであることから、二輪車ユーザー等から要望のある希望ナンバー制の導入も検討することとします」とも言及しています。

つまり現状のルールのままだと、将来的にバイクのナンバープレートの番号と平仮名の組み合わせがなくなってしまうため、希望ナンバー制度の導入が検討され始めたということ。
ちなみに希望ナンバー制度で選択できるのは一連指定番号のみとなっているため、ナンバープレートのひらがなを選ぶことができません。
ひらがな部分は、バイクをどのような用途で使用しているか区別をするためのもので、たとえば小型二輪の場合、自家用は36種類のひらがな、事業用は「り、れ」、レンタルバイクは「ろ、わ」、駐留中の軍人の自家用は「ABEHKMTY よ」と分けられています。このように、ナンバープレートのひらがなは用途を判別するためのものなので、自由に変えることができないという訳です。
また、現在検討されているバイクの希望ナンバー制度は、総排気量が125ccを超える二輪車が対象で、原付一種や原付二種が対象となっていないのは、国交省の管轄外であることが要因。なお、これまでに2回実施された国交省のワーキンググループ(審議会)では、ナンバープレートの新様式やシステム改修の検討、希望ナンバーの申し込みフローなどが議論されました。

なお、このワーキンググループでは排気量50cc超125cc以下の、小型二輪のナンバープレート表記についても議題にあがったとのこと。
現在の小型二輪のナンバープレートは、上段に地名とひらがな、下段に一連指定番号が記載されており、地名の後のローマ字は、「C、L、V」の3種類と決まっていますが、新様式ではC、L、V以外のローマ字も使用可能。ローマ字の後ろに、0から9の数字を追加することになりました。新様式にすることで、希望ナンバー制度の対象外であっても長期的な運用を可能にする方法が考えられたようです。
また今後は12月と、2024年の3月にワーキンググループが開催される予定で、3月には導入スケジュールや報告書が作成されるようなので、希望ナンバー制度の導入がどのように進んでいくか、その動向から目が離せません。









