これがホントの今季の最終戦! 萌えバイクで参戦した鈴鹿サンデーロードレース選手権NGK杯 レーシングライダー大久保光のレースレポート
レーシングライダーの大久保光選手が参戦した鈴鹿サンデーロードレース選手権最終戦 NGK杯のレポートです。
ぶっつけ本番でもポール トゥ ウィン!
皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。
12月になり、シーズンオフということでMotoGPをはじめ様々な選手権が激しいレースの末、最終戦を迎えました。
私自身もMotoE世界選手権のレースは9月で最終戦となりましたが、その後EWC世界耐久ロードレース選手権にもリザーブライダーという立場では参戦。そして11月に帰国してそのまま鈴鹿サーキットに向かい、急遽鈴鹿サンデーロードレース選手権最終戦、NGK杯に参戦しました。
今回はその参戦についての経緯とレースのレポートを、書いていきたいと思います。

まず今回の参戦に至った経緯ですが、元々お世話になっていた三重県志摩市をPRするために作成された海女をモチーフとした萌えキャラクター「碧志摩メグ」の生みの親で、TBSバラエティー番組「ガチンコ!バリバリ伝説」でテレビ出演もした、元レーシングライダー浜口喜博さんが「HAMAGUCHI Racing」を立ち上げ、その最初のレースということでお誘いをいただき、参戦する事になりました。
マシンはヤマハ「R1」で、クラスはJSB1000クラス。私自身、ヤマハのバイクでレースをするのは初めてでしたしチーム自体もレースウィークが初走行と時間のない中、何とか走れる形でレースウィークを迎えました。
クラスはJSB1000クラスと、改造可能範囲が広いレギュレーションのクラスでしたが、マシン自体はほぼ街乗りの状態で、ST1000クラスよりもストックという状態でしたが、メカニックさんやチームスタッフのおかげで、まずは走り出すことができました。
しかし、金曜日のフリー走行では電気系のトラブルが出てしまい、まともに周回をする事ができず40分1本という貴重な練習走行を、ほぼ走る事ができずに終了。
メカニックさんや現地にいたヤマハのサービスの方に助けてもらい、何とか原因を追求することができ、多分大丈夫だろうということで、土曜日の予選に挑める事になりました。

予選日は、ドライコンディションで走れればマシンの状態チェックやセットアップも予選の20分間でできるだろうとミーティングで話し合っていたのですが、いざ予選が始まろうとした時に突然雨が降り出してしまい、すぐさまレインタイヤにタイヤを変えて、予選に挑みました。
マシンはほぼ初乗りで、何もわからない状態な上にウェットコンディションでの予選は正直、不安でいっぱいでしたがうまくペースを上げることができ、何とかポールポジションを獲得することができました。
決勝日は快晴で11月の平均気温より少し高めと、良いコンディションの中でレースが始まりました。
しっかりドライで走るのは、このレースが初めてとなるため何もデータのない中、メカニックさんとしっかり打ち合わせをして、大体こんなものという目安で電気系のセットアップとサスペンションのセットアップを実施。
サスペンションもレース用ではなく、市販車のものが付いていたのでそこまで細かくはセットアップできませんでしたが、大体の予想でセットアップした状態での走行となりました。

レースは最初こそペースを上げることができませんでしたが、周回するごとにマシンの特徴を掴んで、ペースを上げていくことができました。そしてレース中にファステストラップを出して後続を引き離しに行こうとした8周目に赤旗となり、10周のレースはそのまま終了。レース成立となったため、優勝という形でレースを終えることができました。
何もかも初めてづくしで難しいレースウィークとなりましたが、チームの皆様のおかげでポール トゥ ウィンを達成。来年も再戦の計画があるので、世界選手権の合間に日本に帰国した際には積極的に鈴鹿サンデーロードレース選手権にも、参戦できればと思っています。
最後になりましたが、同レースのJSB1000クラスの決勝にて発生した多重クラッシュで亡くなられた、吉田和憲選手のご冥福をお祈りいたします。
Yak-17 UTI (Amodel , 1/72)
— Hikari Okubo 大久保 光 (@hikari_No78) December 10, 2023
なんとか完成しました!
最後尻もちしてしまったので両面テープで誤魔化しています(笑)#SAコン pic.twitter.com/TYjRlztz1o
















