時代遅れとは言わせない!今でもスポークホイールが使われる理由とは
キャストホイールや鍛造ホイールが登場したにも関わらず、今でもスポークホイールが現役で使用されているのはなぜなのでしょうか。
見た目も重要だがそれだけではない!スポークホイールが採用される理由とは
バイクのホイールは、走行性能やデザインに大きく関わってくる非常に重要なパーツ。ホイールはモデルによって大きく見た目が異なり、ホイールを見ただけで車種を当てられる人もいるほどです。
現在市販されているバイクに使われている主なホイールの種類は、「スポークホイール」「キャストホイール」「鍛造ホイール」の3種類です。

スポークホイールは、ワイヤーを交互に編んだような見た目が特徴のホイールです。自転車のホイールのような形状を思い浮かべると分かりやすいでしょう。スポークホイールは歴史のある形状であり、昔のバイクで頻繁に使用されてきました。
一方キャストホイールや鍛造ホイールは飛行機のプロペラのような形をしており、スポークホイールに比べて現代的な印象を与えます。キャストホイールは鋳型に金属を流し込んで製造されており、鍛造ホイールは金属に圧力をかけて成形することで製造されています。

キャストホイールや鍛造ホイールは、スポークホイールに比べて軽量、かつ高剛性です。また、高性能なチューブレスタイヤを履けるのも基本的にはキャストホイールや鍛造ホイールだけであるため、ロードスポーツのバイク用のホイールとして優れています。
現在市販されているバイクのほとんどにはキャストホイールや鍛造ホイールが使用されています。そのため、スポークホイールはしばしば、時代遅れのものと見なされることもあります。
しかし一部のバイクではスポークホイールが積極的に採用されています。では、なぜ今でもスポークホイールを使用するバイクが生産され続けているのでしょうか。
スポークホイールが採用される主な理由のひとつとして、まずは唯一無二の見た目が挙げられます。

伝統的なホイール形状であるスポークホイールは、クラシカルな見た目のバイクと相性が良く、キャストホイールや鍛造ホイールにはない魅力があります。実際に、カワサキ「W800」やロイヤルエンフィールド「クラシック350」といったクラシックバイクは現在でもスポークホイールを採用しています。
ただし、スポークホイールを採用するメリットは見た目だけではありません。
先述の通りキャストホイールや鍛造ホイールは高剛性であるという特徴がありますが、これは同時に衝撃を吸収しにくいことを意味します。つまり舗装路では高性能でも、未舗装路を走ると衝撃を吸収しづらく、乗り心地や操作性が悪化してしまいます。

そのため、ホンダ「CRF250L」やスズキ「Vストローム800DE」等、オフロードバイクや一部のアドベンチャーバイクでは、現在でもスポークホイールが採用されています。
なお、Vストローム800DEのバリエーションモデルであるスズキ「Vストローム800」というモデルは、キャストホイールを採用しています。この2車種を乗り比べると、スポークホイールとキャストホイールの違いがよく分かるかもしれません。
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このように、スポークホイールは現在でも新車に採用されています。スポークホイールは時代遅れであるというイメージもありますが、衝撃吸収性能が重視される局面では、現在でもスポークホイールが最良の選択肢として選ばれ続けています。
最近ではチューブレスタイヤが履ける形状のものも登場しており、スポークタイヤは進化し続けています。こうして見ると、決して時代遅れのものではないことが分かるでしょう。









