激戦ミドルアドベンでダートも欲張るならタイガー900ラリープロ! 食いつく3発が武器!!
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2023年に国内年間販売台数4100台超え(2023年)を達成。2000年12月の設立以来、初の4000台突破となりました。その勢いをそのままに、1月上旬には新型「TIGER900」シリーズのメディア向け試乗会を開催。バイクライターの青木タカオさんが参加しました。
タイガー900シリーズが新型に
未舗装路も走破しつつロングライドを快適にこなすのが、「アドベンチャー」と呼ばれるデュアルパーパスモデルです。
トライアンフでは『TIGER SPORT 660』から、フラッグシップ『TIGER1200 GT』&『TIGER1200 RALLY』までの「TIGER(タイガー)」シリーズが相当します。

ミドルレンジに設定されるのが「TIGER 900」ファミリー。2024年式として日本に導入されるのは、フロント19インチでオンロード寄りの『タイガー900GT』、その上級グレードとなる『タイガー900GT PRO』、そしてフロントタイヤを21インチ化し、オフロード性能を高めた『タイガー900 RALLY PRO』となります。
新設計のLEDヘッドライトは従来型より27%軽量化され、デイタイムランニングライト(DRL)が組み込まれ、精悍な顔つきに。
コンチネンタル製の慣性計測ユニット(IMU)がロール、ピッチ、ヨー、加速度を計測してリーンアングルを算出し、コーナリングABSやトラクションコントロールを最適に制御。急ブレーキの際に自動的にハザードランプが点滅し、後続車に急制動を知らせる緊急減速警告システムも新型では搭載しました。
ラリープロならオフも強い!
トライアンフモーターサイクルズジャパンが開いたメディア向け試乗会ではオフロードコースも用意され、『タイガー900 RALLY PRO』で走ることができました。

前後サスペンションはGT/PROではマルゾッキ製で、ホイールトラベルはフロント180mm/リヤ170mmとしていますが、RALLY PROではSHOWAとなり、トラベル量をフロント240mm/リヤ230mmに伸ばしています。
身長175cm、体重66kgの筆者がまたがると、地面におろした足は写真のようにカカトが浮きます。シート高は860/880mmで調整ができ、低い状態で乗ります。

シートも新作で、よりアグレッシブに動けるよう座面はフラットな形状。PROモデルにはシートヒーターが装備され、冬季も快適に走行することができます。
なお、ローシートもオプションに設定され、GTモデルではシート高を800mmまで下げることが可能です。
ラバーマウントのハンドルバーは15mmライダー寄りにセットされ、着座時はもちろんスタンディングでもコンパクトな乗車姿勢となり、操作しやすくなりました。
車体重量は228kg。押し引きした感じではボディは大柄な印象でしたが、動き出せば軽快ですぐに「行けるぞ」という気になるのでした。
前後サスペンションがスムーズに動きつつ、しっかりと踏ん張り、重心が低く安定していることからそう思えるのです。














