バイクの水平対向2気筒エンジン、転倒の際にエンジンが壊れたりしないの?
転倒時のエンジンへのダメージは?
左右に貼り出した形をしているシリンダーは、転倒時に真っ先に地面と接触することが予想されるもの。バイク用のエンジンは精密部品で構成されており、転倒時のダメージで走行不能になってしまうのではないか、と不安に感じる人は多いはず。

実際、転倒した時のエンジンへのダメージは大きいのでしょうか。販売店の担当者は、以下のように話します。
「BMWのエンジンは万が一転倒した時に道路の上を滑りやすいようになっています。そのため転倒した際でも衝撃を受け流すことでダメージを受けにくく、表面のカバーだけが削れることが多いです。むしろ、貼り出したエンジンがあることによって、転倒した際に脚や身体が挟まりにくく、脱出しやすくなるという特徴もあります」
BMWの水平対向2気筒エンジンにおいては、シリンダーヘッドカバーがレース用のバイクなどに取り付けられるエンジンスライダーのような役割を果たしているとのこと。また、転倒時に脱出しやすいというのは大きなメリットかもしれません。
もちろん、シリンダーヘッドカバーの交換には最低でも数万円の費用が必要になるはず。シリンダーヘッドカバーに傷をつけないよう、何らかの対策をしたいという人もいるでしょう。
先ほどの担当者は次のように話します。

「シリンダーヘッドカバーを保護したい場合、車種ごとに金属製のパイプでできたエンジンガードのオプションがあります。装着はあくまで任意ですが、エンジンに傷が入るのを避けたい人は購入してもよいかもしれません」
エンジンガードは教習車や白バイにも装着されている、転倒時のダメージを軽減するためのパーツ。左右に大きく張り出しているため、走行中バイクを左右に倒しにくくなってしまいますが、頻繁にスポーツ走行をしない場合は装着を検討してみるのもよいでしょう。
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転倒したからといって、すぐにエンジンが壊れてしまうということはないようです。100年以上にわたって生産されていることを考えても、実用に耐える耐久性があることは容易に想像できます。
もちろん、転倒した場合シリンダーヘッドカバーの部分に傷が入ってしまうことは避けられません。不安な場合は、エンジンガードを装着することで、エンジンをダメージから守るようにするとよいでしょう。









