パワフルなエンジンと快適走行が両立した一台! カワサキ「Ninja ZX-25R」とは

カワサキが販売する「Ninja ZX-25R」は、サーキット走行性能の高さだけでなく、街乗りでの快適性も兼ね備えた一台です。詳しい仕様や走行性能は、どんな風に設計されているのでしょうか。

カワサキ「Ninja ZX-25R」はどんなバイク?

 カワサキが販売する「Ninja ZX-25R(以下:ZX-25R)」は、サーキット走行性能の高さだけでなく、街乗りでの快適性も兼ね備えた一台ですが、他にはどのような魅力を秘めているのでしょうか。

 「ZX-25R」は、2019年の東京モーターショーで初公開されると、一躍大きな話題となった、並列4気筒250ccエンジンを搭載したスーパースポーツモデルです。インドネシアでは2020年7月10日に先行発売されましたが、日本では同年の2ヶ月後の9月10日に発売されました。

並列4気筒250ccエンジンを搭載したカワサキ「Ninja ZX-25R」
並列4気筒250ccエンジンを搭載したカワサキ「Ninja ZX-25R」

 カワサキが250ccの並列4気筒エンジンを量産タイプに採用するのは、2007年まで生産されたネイキッドモデルの「バリオスⅡ」以来となります。フルカウルモデルでは、1990年代末まで生産された「ZXR250」までさかのぼる上に、現行の他の国産メーカーの250ccクラスを含めても、唯一の並列4気筒エンジンを採用したモデルとなっています。

 また、カワサキのNinja ZXシリーズとしては最小排気量なほか、リッタークラスに引けをとらない豪華装備も特徴のひとつです。

 まず、電子制御スロットルやトラクションコントロール、2段階パワーモードなどの先進技術が惜しみなく投入されています。その他にもABSをはじめ、LEDヘッドライトや専用のスチール製トレリスフレーム、SHOWA製SFF-BP倒立フロントフォークなどを標準装備しています。

フロントには、ラジアルマウント式モノブロックキャリパーと大径ディスクを採用
フロントには、ラジアルマウント式モノブロックキャリパーと大径ディスクを採用

 さらに、ラジアルマウント式モノブロックキャリパーを装備したフロントブレーキと大径ディスクを採用したリアブレーキにより、高い制動力とコントロール性を実現させています。加えて、上級仕様のSEモデルには、アップ&ダウン対応の250ccクラス初となるクイックシフターが標準装備されている点もポイントです。

カワサキ「Ninja ZX-25R」の走行性能は?

 エンジンは ZXR250とは異なり完全新設計されています。最高出力は1万5500rpmから45PSを発揮するほか、1万7000rpmからレッドゾーンが始まる高回転特性に設計されています。さらに、ラムエアシステムを装備し、高速域では46PSを発揮します。

スムーズで滑らかな回転フィールを実現しながら、低中速回転域での豊かなトルクと、高速回転域での強靭なパワーを両立させている
スムーズで滑らかな回転フィールを実現しながら、低中速回転域での豊かなトルクと、高速回転域での強靭なパワーを両立させている

 これにより、スムーズで滑らかな回転フィールを実現しながら、低中速回転域での豊かなトルクと、高速回転域での強靭なパワーを両立させています。また、並列4気筒エンジンより生み出される、高回転スクリーミングサウンドがライダーの高揚感を高ぶらせます。

 サーキット走行では、公道での乗り心地を損ねないギリギリの範囲で、サスペンションが設定されています。特筆するべきは、スチール製トレリスフレームとスイングアームの絶妙な剛性バランスです。減速からのコーナリングと、フルバンクからの立ち上がり加速で、適度なしなりを感じることができます。これにより、高い安定性とスポーツ性能を体感できる一台といえます。

【画像】カワサキの中型スーパースポーツモデル「Ninja ZX-25R」の詳細を画像で見る(15枚)

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