日本GP直前! レプソル・ホンダの30年を彩ってきた最強マシンたち。その輝かしい戦績を振り返る
MotoGPに参戦するホンダとレプソルのパートナーシップが2024年いっぱいで終了することが発表され、オレンジとブルーが基調のレプソル・カラーは、国内に住む多くのファンにとってこの日本GPで見納めになる。長らく強さの象徴であり続けたマシンの中からとりわけ強い印象を残した何台かをピックアップする。
長らく強さの象徴であり続けたレプソル・カラー
9月初め、MotoGPに参戦するホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)とレプソルのパートナーシップが、2024年いっぱいで終了することが発表された。

1995年から続く常勝メーカーとスペインの総合エネルギー企業とのタッグは30年に及び、その内の計18年でコンストラクターズタイトルを獲得。レプソル・カラーのマシンを走らせたライダーがのべ15回、プレミアムクラス王者に輝いてきた。
長らく強さの象徴であり続けたオレンジとブルーが基調のレプソル・カラーは、国内に住む多くのファンにとってこの日本GPで見納めになるが、とりわけ強い印象を残した何台かをピックアップしてみよう。
レプソル・ホンダの3人で15戦全勝の偉業を達成
【1997年型 NSR500】

ミック・ドゥーハンが12戦で勝利し、ジャコモ・アゴスチーニが持っていた当時の年間最多勝記録を塗り替えた(現在の記録は2014年にマルク・マルケスが挙げた13勝)マシン。残り3戦もチームメイトのアレックス・クリビーレ(2勝)と岡田忠之(1勝)が制し、15戦全勝という偉業を成し遂げた。

ドゥーハンはトラクション性能向上を狙った68°不等間隔近接同爆の“ビッグバン”エンジンを武器に、すでに1994年から500ccクラスを3連覇していたが、この年は等間隔爆発の“スクリーマー”を選択。電子制御の進化もあって納得できる出力特性を得られたため、パワーを出すのに有利なエンジンを選んだとされるが、実際には前年にドゥーハンを直接対決で2度下したクリビーレ、念願のV4を得た岡田らに心理戦を仕掛ける意味合いもあった。
15勝/全15戦 ミック・ドゥーハン(12勝)、アレックス・クリビーレ(2勝)、岡田忠之(1勝)
ライダーズチャンピオン:ミック・ドゥーハン
コンストラクターズチャンピオン:ホンダ









