スズキのバイクがインドで累計生産1000万台を突破! 現地ではどんなモデルを作っているの?
スズキ・モーターサイクル・インディア社が、2輪車の累計生産台数1000万台を達成しました。現地では日本でもおなじみのモデルがありますが、ほかにどのようなバイクを生産しているのでしょうか。
スズキがインドで累計生産1000万台を達成
スズキ株式会社のインドにおける2輪車子会社、スズキ・モーターサイクル・インディア社(以下、SMIPL)は、2026年1月8日にバイクの累計生産1000万台を達成しました。2006年2月の生産スタートから、約20年でこの記録に到達しています。
現在、SMIPLではスクーターの「アクセス」やスポーツモデルの「ジクサー」シリーズを含めた全13車種が生産されています。
記念すべき1000万台目は、日常での使い勝手の良さと優れた走行性能を両立した「アクセス」でした。現地でも多くのユーザーの移動手段として親しまれています。
インドの2輪車市場は需要の拡大が続いており、その規模は世界的に見ても極めて大きいと言えます。こうした需要の増加に対応するため、SMIPLはカルコダに新しい工場を建設し、生産能力の増強を図っています。
また、SMIPLで製造されたバイクはアセアン諸国や中南米、欧州など、世界中のさまざまな地域へと輸出されており、スズキの2輪生産において最大かつ重要な拠点としての役割を果たしています。
インドではどんなバイクを生産している?
SMIPLはスズキにとって重要なインド拠点であり、日本国内でもお馴染みのラインナップが展開されていますが、「ジクサー150」のフルカウルバージョンである「ジクサーSF」はインドならではです。
日本では250ccクラスに「ジクサーSF 250」がラインナップしますが、150ccクラス(排気量155cc)ではネイキッド版のみが導入されており、フルカウルバージョンはありません。

エンジンはネイキッドモデル同様の空冷4サイクル単気筒SOHCを採用しており、SF専用となるクリップオンハンドルバーを装備しています。
ほかにも、スクーターの電動モデルである「e-ACCESS」がラインナップしています。スムーズなスロットル操作感や、3つのドライブモード、きめ細やかな回生ブレーキ制御など、スズキのeテクノロジーが投入されています。
バッテリーには一般的なNMC(ニッケルマンガンコバルト)ではなく、容量や安全性、そして寿命の長さにおいて優れたバランスを持つLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーが採用されています。LFPバッテリーの充放電サイクル寿命は、NCMバッテリーの4倍とされています。
また、フレーム構造と一体化したバッテリーボックスで保護性能も強化されており、駆動系にはメンテナンスフリーのドライブベルトを採用することで、通常のチェーンで必要な注油や張りの調整が不要です。動作音も静粛化され、快適な移動を提供します。
なお、日本国内では2026年のモーターサイクルショーにおいて、スズキは電動スクーター「e-Address」(参考出品)を展示予定です。
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世界最大規模の2輪車市場であるインドにおいて、スズキが今後どのようなモデルを展開していくのか、注目が集まります。













