ホンダ「CB1000R」は、コーナーが待ちきれない! 操作する楽しさがこの1台に凝縮

ライディングモードが安心感をプラス

「スポーツ」「スタンダード」「レイン」そして自分好みに設定できる「ユーザー」からモードを選べるライディングモードの搭載も、ありがたいとしか言いようがありません。

メーターのディスプレイには各運転モードの設定を表示

 エンジンの出力特性やスロットルレスポンスだけでなく、トルクコントロールやエンジンブレーキレベルも各3段階で介入し、たとえば「スポーツ」ではトルクコントロールは「小」で、エンジンブレーキも弱くなり、「レイン」ではトルクコントロールが「大」でエンジンブレーキレベルも通常となります。

 トルクコントロールのおかげで、滑りやすい路面でも臆せずアクセルをガバッと開けることができ、それが安心感、余裕ある走りへとつながるのです。

 電装テスト担当の佐藤 篤樹さん(本田技術研究所 二輪R&Dセンター)は、「メーターのディスプレイに各モードでのそれぞれの設定を絶えず表示し、把握しやすくしました」と教えてくれました。

 トルクコントロールは「T」、エンジンブレーキは「EB」、パワーは「P」とディスプレイの右端にあり、それぞれ3段階の介入レベルがアルファベットを囲むようにして表示され、とてもわかりやすくなっています。

エレガントな存在感もあり、大人に乗ってほしい

 開発責任者の内田さんが言うとおり、「CB1000R」は高揚感タップリのオートバイです。単純に高性能であるとか、速いとかパワフルというのではなく、走っているだけで気持ちがたかぶり、そしてライディングに夢中になれます。

「CB1000R」開発責任者 内田聡也さん(本田技術研究所 二輪R&Dセンター)

 それでいて車体は大人の趣味にふさわしい上質なもので、刺激的な走りの中に絶えず余裕があります。上質で余裕がある。それは見た目や乗り心地すべてにおいて言えることで、新世代「CBシリーズ」のイメージリーダーに相応しいものです。

「CB1000R」の価格は、163万6200円(消費税込)です。

【了】

提供:くるまのニュース

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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