「もう嫉妬しかない」!? 現役「G/S」オーナーがBMW Motorrad新型「R 12 G/S」試乗で受けた衝撃 オフロードで感じた「本気度」とは

このカラーリングはサンドローバー・マットの外装カラーとレッドメタリックのフレームを採用する「Option 719」と呼ばれるオプションライン。ちなみに今回の「R 12 G/S」でカラーフレームを採用するのはこのモデルだけ
排気量1170ccの空油冷ボクサーエンジンを搭載。最高出力の109馬力は必要にして十分なパワーです。味付けも既存の「R 12 nineT」同様に低速からトルクがしっかり出ていて、回せばちゃんとパンチがあります
試乗車はエンジン下部にスキッドガードも装備。最低地上高は240mmで一般的なオフロード走行には十分なクリアランスです
公道での試乗を終えてやってきたのは、BMW Motorradが所有するクローズドのオフロードコース「エンデューロパーク」です。BMWは30年以上前からこのパークを運営しており、日々一般向けのトレーニングが行われています
エンデューロパークの様子。写っているのはほんの一部で、奥の森の中にも狭いトレイルや広大なフィールド、川渡りセクションも用意されています。「GS」というバイクを売るだけでなく、オフロードライディングの基本や安全に楽しむ方法もしっかり教える、それがBMWの考え方と言えます
この日も一般向けのトレーニングが開催されていました。講師は全員がBMW公認のインストラクターです。その資格を取得するためのテストもこのエンデューロパークで行なわれています
会場には初代「R 80 G/S」から旧モデルとなる「R nineT Urban G/S」、「R 12 G/S」が展示されていました。こうやって見てみると、歴代「G/S」の歴史が一目で分かります
展示されていた「R 12 G/S」はエンデューロパッケージを装着。リアホイールが18インチとなり、ステップやハンドル周りの装備も一部が異なります
サスペンションはリアのストロークが200mmで標準仕様の「R 1300 GS」と同じ数値。これだけでも本気のオフロードモデルだと分かります
フロントサスペンションのストロークは210mm。公道で試乗したモデルとフォークは同一ですが、トップブリッジ上の突き出し量が異なります。さらにハンドルライザーは20mmカサ上げするパーツが組み込まれているのも特徴です
設計陣が気を配ったというエルゴノミクスは、燃料タンク、シートのつながりもスムースでタンク後端やシートは適度に絞り込まれ、下半身での車体ホールドをする際にも違和感はまったくありません
エンデューロパッケージではワイドペグをはじめ、オフロードブーツに対応したペダル(先端の高さが可変)を装備しているのもポイントです
オフロードライディングで絶大な威力を発揮する21インチのフロントホイール。フロントアクスルはリーディングアクスル(フロントフォークの中心線よりもアクスルが前方に位置する)を採用しています。オフ車では一般的な仕様です
「アーバンG/S」(左)と「R 12 G/S」(右)の比較。サスペンションの長さ、最低地上高、そして燃料タンクの長さの違いが歴然です。「アーバンG/S」オーナーとしてヒトコト言わせていただくと、「これが欲しかったのよ!」という装備を満載しているのが「R 12 G/S」です
ぬかるみから水たまり、硬質路面から水分たっぷりのサンドなど、あらゆる路面で「R 12 G/S」をテスト。オフロードビギナーレベルの筆者でも存分に走りを満喫。ABS、ライディングモード、トラクションコントロール、サスペンション……あらゆる装備に助けてもらったというのが正直な感想です
オフロードでの試乗は主に「エンデューロ」モードで走行しましたが、スロットル・オンやリアブレーキを深く踏み込んでのリアスライドも、危なくない範囲で収束する印象。ヘタっぴながらもそれなりに「乗れてる感」を味わうことができます
小柄な筆者にとって唯一、違和感があったのはハンドルです。20mmアップのライザーはトゥーマッチで、シッティングの際もハンドルが高過ぎだなぁと感じました。でも、それ以外はパーフェクト!
BMW Motorrad新型「R 12 G/S」(2025年型)に試乗する筆者(土山亮)
オンロードで試乗したのはリアホイールが17インチの車体。シート高は860mmと小柄な筆者にはなかなかシビアですが、片足はちゃんと接地できます。フロントホイール21インチでのコーナリングはフィーリングも自然でそれなりに楽しめちゃいます
この日一番の難所、水分をたっぷりと含んだフッカフカのサンドセクションでは、深い砂にフロントが取られそうになりながらもスロットルを開けないことには進めない。トラクションコントロールは本当に優秀で、リアを振り過ぎることなくスロットル操作がトラクションへと変化。2度トライしましたが無事に脱出

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