『小野木里奈の○○○○○日和』 青木タカオさんに原付二種についてお聞きしました!

原付二種の楽しさや魅力についてモーターサイクルジャーナリストの青木タカオさんにお話をお聞きしました。実際に数日間原付二種に乗っただけで、日常生活の効率が良くなる瞬間がたくさんありました。

原付二種の魅力を青木タカオさんにお話を伺いました

 ここ数日間ヤマハのトリシティ125に試乗させて頂きました。最近、撮影でも125ccのマニュアル車やスクーターも乗る機会が多かったので、125ccのスクーター、原付二種の魅力とは何だろうと疑問に思いました。

 そこで今回は、ベテランライダーの青木タカオ(以下:青木)さんに原付二種についてお話を聞いてみました!

モーターサイクルジャーナリスト青木タカオさんが語る原付二種の魅力とは

 青木さんはバイク界におけるベテランライダーであり、あらゆるバイク専門誌やバイクのニュースをはじめWEBメディアにて執筆されているバイクライターです。私も撮影でご一緒することが多く、その際にいつもバイクについてご教授頂いております。あらゆる分野のバイクに乗った経験があるベテランライダーの青木さんが語る原付二種の魅力とは何なのでしょうか。

私:ズバリ、青木さんにとって原付二種の魅力とは何でしょうか?

青木:エンジンがついているが自転車と同じ感覚で使える、でも車と同じ二面性を兼ね備えており、ランニングコストの良さもあるという、魅力が満載の乗り物なんです。

 原付二種は、他のバイクに比べて原付車ならではのコンパクトさと原付ならOK(まれに50ccまでの駐車場もある)であれば駐車ができます。比較的排気量の大きい他のバイクよりも停めることに困らないという、自転車に近い感覚で扱うことができます。

 また、同じ原付でも50ccと125ccを比べてみると、50cc以下は法定速度が時速30キロ、125ccは法定速度が時速60キロです。原付は二段階右折をする必要がありますが、原付二種はする必要はありません。そして、原付二種は2人乗りも可能です。

青木:こういった点から125ccは車と同じように右折ができ、車と同じ交通ルールに伴って運転することができるんです。

 また、ここで注意したいことは、青木さんは125ccに乗ってとばす(スピードを出す)ことを推奨しているのではありません。道路に出たら50ccとは違い、車の流れに乗りながら運転できるというところが魅力なんですね。そして、2人乗りをすることもできて、なおかつ車体はコンパクト。多くの原付二種スクーターは、シートの下にメットインスペースがあり、買い物をするにもぴったりです。

原付二種の魅力は車の流れに乗ることができることと語る青木さん

青木:あとは車を持っている方ならファミリーバイク特約があることですね!

私:ファミリーバイク特約?

青木:こちらは車を持っていると、任意の自動車保険に付帯することができる特約です。これは原動機付自転車に対して保障を受けることができるんです。ここでの上限が125ccなので、原付二種は経済的にもとてもうまみのあるバイクなんですよ。

私:なるほど!そういう理由からランニングコストが良いというわけなんですね!

 このように、多方面で利便性を感じることから、青木さんは特に都会派ライダーに是非おすすめしたいそうです。

青木:例えば、僕は東京駅に仕事で行く際にはバイクに乗る格好(バイクジャケットなど)で125ccに乗り、停めたらジャケットなどをメットインに入れてビジネスマンの格好に着替えて行きます。まさに僕にとって125ccは出張スーパーマンの電話ボックスのようなものなんです。

私:すごい!たしかにスーパーマンに変身するための電話ボックスですね!

 メットインスペースは、スクーター全てに共通する素晴らしい収納力です。これなら街で歩くには動きずらいライダースジャケットやヘルメットも楽々収納できますね。

 青木さんはこれまで様々な車種のバイクに乗ってきて、原付二種を持つ前までは、バイクは多少不便であっても格好よさを優先し、趣味100%の乗り物だったそうです。当時は不便な旧車やレースバイクにはまっていたんだとか。

様々なメーカーの車種に試乗し、記事を執筆している青木さん

青木:スクーターに乗るまでの20年のバイクライフは、格好良さのために不便さを我慢するということでした。そんなときあえてロマンのない機動性を重視したスクーターという乗り物は、意図して無味無臭を感じさせる点が僕にとってすごく魅力的だったですよ。

 ただ、スクーターを乗り始めて、周りのバイク仲間の方からは、なんで青木さんみたいな人がスクーターなんかに乗るんだ、似合わないよ、と言われたこともあったそうです。

私:これまで格好いいバイクに乗っていたベテランの青木さんがスクーターに乗っていると、周りの方がギャップを感じるという気持ちもわからなくもないかもです…(笑)

青木:たしかに、これまで僕が楽しんできたバイクとは正反対。でも、歩く速度でも走れることや、コンパクトで近場への移動には車と同じように道路を走れてとても便利。音も静かなのでちょっとした買い物にも行きやすい。あと、コンビニで弁当を買ったときは中身が崩れないですしね(笑)

原付二種のトリシティ125に乗って効率の良いライフスタイルを体験できました

 その後10年の原付二種ライフからは、適材適所でバイクライフを楽しめるようになった青木さん。青木さんの原付二種ライフは、改造しない、音も静か、物をたくさん積めるという便利さを重視することでした。

 あらゆる分野のバイクを乗ったベテランライダーの青木さんならではの目線から、原付二種の魅力について今回お話を聞くことができました。実際に私も125ccに乗っていて、生活の中にあるだけでこんなにも便利さを感じるとは思いませんでした。それに、コロナウイルス の感染が怖い時期だからこそ電車に乗ることは控えたいですし、車は停める場所や手軽さを考えると少し面倒くさくも感じます。

 そんなとき、原付二種を持っているだけで、自転車のような手軽さと機動性の良さのおかげで、生活の中で効率が良くなる瞬間がたくさんありました。原付二種は、こんなにも魅力が詰まった乗り物だったんですね。まだ乗ったことのない方には是非おすすめしたいです!

青木さん、ありがとうございました!!

【画像】小野木里奈の○○○○○日和(8枚)

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