ブレーキシステムの最高峰メーカー「ブレンボ」 創業60周年を記念し同社初のキャリパーを彷彿とさせるコンセプトモデルを公開
ブレーキシステムの開発・製造で世界をリードするブレンボは、創業60周年を記念したコンセプトモデル「New G Sessanta」を発表しました。どのような製品なのでしょうか。
モビリティの未来を描くブレーキキャリパーの新コンセプトが登場!
ブレーキシステムの開発・製造で世界をリードするブレンボは、創業60周年を記念しコンセプトモデル「New G Sessanta」を発表しました。

ブレンボが初めて製造したバイク用ブレーキキャリパーから着想を得て開発されたNew G Sessantaは、モビリティの未来へのビジョンを表現したコンセプトモデルです。
New G Sessantaの注目点は、LEDをキャリパーボディーに直付けして使うという斬新性。キャリパーの装着形式や種類を問わず適用可能で、フォルムや機能を目立たせる効果があります。
乗り手とのダイレクトな結びつきを示すツールとして、そしてマシンのルックスを引き立てるアクセサリーとして、乗り手の好みに合わせて使用可能。光を組み合わせたことで、ブレンボが得意とする色彩美に、新たな価値と魅力が加えられています。
さらにブレンボのNew G Sessantaでは、自分好みのアレンジ性がデザインの主眼に置かれており、ワイヤレス技術を使って停車中に好みの光量で気分を表現することや、愛車のスタイルを強調すること、周囲に合わせたりすることができます。
また、色と光の併用によって、愛車やキャリパーの状態に関するデータや情報を発信できるほか、カーテシーライトとして光らせて、駐車したバイクを見つけることに活用できるなどの可能性を秘めていると説明されています。
創業当初から技術革新の先導者として高性能ブレーキシステムの歴史を形作ってきたブレンボは、従来のデザインと技術の規範を超えた新しいブレーキキャリパーのコンセプトを生み出すことで、新世代と共通言語を持つ時代に即した局面を開こうとしています。

New G Sessantaのコンセプトモデルでは、ブレンボが1972年に初めてバイク用に製造したブレーキキャリパーのデザインと開発者名が称えられており、歴史に名を残した初代モデルの証である象徴的な輪郭線を忠実に守りつつも、新鮮な解釈を加え、ブレンボだとひと目でわかる形の一貫性に不可欠な彫りの深さが効いた、新世代らしいフォルムに仕上げられています。
そして1972年のブレンボのキャリパーがその後のあらゆるモデルの基準となったように、New G Sessantaのコンセプトには、ブレーキキャリパーの新たな機能とソリューションに対するブレンボのビジョンが表現されています。