スペースがなくても安心!全長1800mm以下の原付二種まとめ

バイクを駐輪場に駐車するとき、空いている場所を見つけたは良いものの、両隣とのスペースが近すぎて駐車するのを諦めた…という人は、意外に多いかもしれません。では、全長1800mm以下の原付二種として、現在どのようなモデルが発売されているのでしょうか。

全長1800mm以下の原付二種をまとめて解説!

 一般的、バイクは排気量が大きくなるほど、それに応じて車体も大きくなります。原付二種は排気量が小さいので、比較的コンパクトなモデルが多いですが、人気のカテゴリーだけあって、さまざまな車格のモデルがラインナップしています。

 大きさを表すサイズには、主に全長・全幅・全高があります。このうち、車体前後の長さを表す「全長」に注目してみると、原付二種では全長1900mm前後のモデルが平均的な長さといえます。しかし原付二種の中には、小さな車体をセールスポイントにした、全長1800mm以下のモデルがいくつか存在します。このような小型バイクには、一体どのような魅力があるのでしょうか。

原付二種の中には、小さな車体をセールスポイントにしたモデルがいくつか存在します
原付二種の中には、小さな車体をセールスポイントにしたモデルがいくつか存在します

 全長が短い原付二種の大きさは、50ccと同じくらい、もしくはひと回り大きいモデルが多く、非常にコンパクトです。また、バイクの大きさに比例して重量も軽いモデルが多いので、取り回しがしやすいというメリットもあります。

 加えて、バイクを押して歩く際も軽い力で押しやすく、もし倒してしまっても簡単に起こすことが可能です。そのため、小柄な女性やバイク初心者でも、安心して扱うことができます。また、奥行きがなく狭い場所に駐車する際も、すんなり停めることができ迷うこともありません。

 また、全長が短いと必然的にホイールベースも短くなります。ホイールベースとは、バイクのカタログにも記載されている軸間距離を表したものです。つまり、前輪ホイールの中心から後輪ホイールの中心までの距離のことをさします。

ホイールベースが短いバイクは、最小回転半径が小さくなるため、単純に曲がりやすくなり小回りが利く
ホイールベースが短いバイクは、最小回転半径が小さくなるため、単純に曲がりやすくなり小回りが利く

 ホイールベースが短いバイクは、最小回転半径が小さくなるため、単純に曲がりやすくなり小回りが利くのが特徴です。旋回性にすぐれ、クイックなハンドリングが可能なため、市街地や住宅街といった、機敏な走りが求められる道路に適したモデルといえます。そのため、狭い道や入り組んだ路地、Uターン時などに取り回しの良さや走りやすさを実感できるでしょう。

 では、全長1800mm以下のコンパクトな原付二種には、現在どのようなモデルがラインナップされているのでしょうか。

 まずひとつ目の車種は、ヤマハ「アクシスZ」です。100kgの軽量ボディと全長1790mmのコンパクトな車体で、取り回しに優れたモデルになっています。爽快な走りと燃費&環境性能を高めた、ヤマハ独自の「BULE CORE」エンジンを搭載。さらに前後10インチの小径ホイールを装備し、街中を俊敏に走り抜けることができます。

100kgの軽量ボディと全長1790mmのヤマハ「アクシスZ」
100kgの軽量ボディと全長1790mmのヤマハ「アクシスZ」

 また、前後666mmの長さを誇るロングシートで、自由度の高い快適なライディングポジションと乗り心地を実現しています。

 加えて、ヘルメットが2個入る37.5Lの大容量シート下ラゲッジを装備しており、日常の荷物なら困ることはなさそうです。125ccスクータートップレベルの燃費性能と抜群の使い勝手の良さで、コストパフォーマンスに優れたモデルといえます。

 ふたつ目の車種は、ホンダ「ダックス125」です。1969年に登場した「ダックスホンダ」のスタイルを踏襲しながら、現代風にアレンジして原付二種として復活しました。

全長は1760mmのホンダ「ダックス125」
全長は1760mmのホンダ「ダックス125」

 ダックスフンドをイメージしたと言われるスタイルは、全長は1760mmと短くコンパクトで愛らしいフォルムが特徴です。ロングストローク化された新エンジンに、クラッチレバーのない自動遠心クラッチの4速ミッションを搭載。低回転から高回転までスムーズに吹け上がり、軽快な走りを楽しむことができます。

 また、足まわりには倒立フロントフォークに前後輪ディスクブレーキに加え、前輪にABSを搭載し、制動時の安心感を高めています。

 3つ目の車種は、ホンダ「グロム」です。初代グロムが2013年に発売されてから、実に3代目となる人気の原付二種モデルで、本格的な5速トランスミッションを搭載し、バイクを操る楽しさを味わうことができます。

全長1760mmのホンダ「グロム」
全長1760mmのホンダ「グロム」

 全長1760mmのコンパクトな車体には、フロント&リアのディスクブレーキに倒立フォーク、リアモノサスペンションといったスポーツバイクの要素を凝縮。さらに、制動時の安心感を高めるフロントABSを装備し、ロングストローク化された新エンジンによりアクティブでキビキビとした走りを可能にしています。

 また、フラットな形状で厚みのある広めのシートは、乗車姿勢の自由度が高く長時間の運転でも疲れを感じさせません。コンパクトな車体ながら所有欲を満たしてくれる一台といえるでしょう。

 そして4つ目の車種は、2018年に登場したホンダ「モンキー125」です。小ぶりなボディや小径でファットなタイヤ、丸みをおびた台形のフューエルタンク、アップマフラーなど、モンキーらしさを残しつつ原付二種らしい走りを実現しています。

全長はクラス最短の1710mmのホンダ「モンキー125」
全長はクラス最短の1710mmのホンダ「モンキー125」

 全長はクラス最短の1710mmと非常にコンパクトで、車体重量も104kgと軽量なので小柄な女性でも扱いやすいモデルです。また、ロングストロークで高圧縮のパワフルな新エンジンに変わり、一般道ではスムーズにクルマの流れに乗ることができ、走行性能も申し分ありません。

 さらに、肉厚でクッション性の高いタックロールシートと、WMTCモード燃費70.0km/Lという驚異の燃費性能を実現し、快適な長距離走行が可能です。小さいボディの中にライダーの心をつかむ、遊びごころ満載のレジャーバイクといえます。

※ ※ ※

 全長が短い原付二種バイクは、取り回しがしやすく狭い道路でも軽快に走りやすいというメリットがあります。大きなバイクも魅力的ですが、街中を中心に走るという人はあえて車体の短い原付二種を選んで、小型バイクならではの走りを楽しむのも良いかもしれません。

【画像】全長1800mm以下の原付二種の画像を見る(10枚)

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