中国道「西宮名塩SA」で見つけた神戸南京町の中華の味 バイクで行く高速道路グルメ

ツーリング途中で立ち寄ることも多い、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)では、その土地ならではのグルメを楽しむことができます。中国自動車道「西宮名塩(にしのみやなじお)SA」(下り)のフードコートで、神戸南京町の中華街の味に出会いました。

高速道路で出会うと嬉しさ割り増し、有名店監修の味に大満足

 日本の三大中華街と言えば、横浜や長崎と並び、神戸の「南京町」が有名ですが、ツーリング途中で立ち寄った中国道「西宮名塩(にしのみやなじお)SA」(下り)のフードコートで、その味を発見しました。

中国道「西宮名塩SA」(下り)で見つけた「塩ラーメンとちまきセット」(1070円)は、スープの色は薄いがコクと旨味が凝縮されている。麺や具材によく絡み、バランスも抜群
中国道「西宮名塩SA」(下り)で見つけた「塩ラーメンとちまきセット」(1070円)は、スープの色は薄いがコクと旨味が凝縮されている。麺や具材によく絡み、バランスも抜群

 券売機で見つけた「塩ラーメンとちまきセット」(1070円)は、南京町の「皇蘭(こうらん)」監修とのこと。皇蘭は肉まんやしゅうまいのイメージが強いのですが、この塩ラーメンがまた絶品でした。

 細麺にコクのあるスープが絡まって食欲が増し、具材とも良いバランスです。モヤシ、ネギ、柔らかいチャーシューなど、それぞれがこの濃い塩スープによく合います。スープは完飲してしまいました。

 そしてもうひとつ気になるのが、セットのちまきです。なかなか高速道路のフードコートで食べる機会は少ないものだと思いますが、中華料理店らしさを感じさせてくれます。セットは小ぶりのちまきが3つ、かなり美味です。

 似たようなメニューで「醤油ラーメンとちまきセット」(1070円)や「塩ラーメン定食」(1070円)もあるので、また訪れる機会があればトライしたいと思います。

 ほかにも「チゲ風牡蠣ラーメン」(980円)、「カツカレー醤油ラーメン」(950円)、「年明けうどん」(900円)など一風変わったメニューもあり、これらも非常に気になるところです。関東では見かけないこれらの布陣は、いったいどんな味なのでしょうか。

SAにしてはコンパクトな印象だが、屋根付きで2輪専用の駐車スペースも確保されている
SAにしてはコンパクトな印象だが、屋根付きで2輪専用の駐車スペースも確保されている

 食後に施設内を歩いていると、ふと「国指定重要無形文化財 名塩雁皮紙」の解説が目に入りました。この辺りは「名塩和紙」の産地として知られており、雁皮(がんぴ:ジンチョウゲ科植物の低木)を使った和紙で、江戸時代には1000軒もの紙すきがあったとか。泥を使っていて燃えにくく、虫に食われにくい、堅牢性の高さが特長のようです。

 ただの食事休憩に立ち寄っただけですが、その土地の文化や歴史に気付くこともまた、ツーリングの醍醐味ではないでしょうか。

【画像】中国道「西宮名塩PA」(下り)のPA飯を見る(10枚)

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