全部白バイでOK? 警察が使用するスクーターなどの呼び方とは
警察が交通の取り締まりに使用しているバイクは白バイと呼ばれますが、交番などに配備されている小排気量のスクーターなどのバイクも白バイと呼ぶのでしょうか。また、これらのバイクの用途や呼び名の違いを解説します。
小さなバイクは白バイじゃない!?
街中をバイクで走っている際に、白バイを見かけたらヒヤッとするという人も少なくないはず。
違反をしないように運転しているつもりでも、知らず知らずのうちに注意されるような運転をしてしまっていないかなど無駄に緊張し、いつもよりぎこちない運転をしてしまったという経験がある人もいるでしょう。

そんな白バイの正式名称は「交通取締用自動二輪車」や「交通指導取締用自動二輪車」と呼ばれており、サイレンや拡声器、赤色灯に加えてスピード違反取締り用の速度計などが備えられています。
現在はホンダ「CB1300P」やヤマハ「FJR1300P」といった、大型バイクの中でも大排気量のものが採用されており、交通取り締まりのほかマラソンや駅伝などの先導車としても大活躍。
そんな白バイとは別に、街中をパトロールしている小排気量の警察用スクーターを目にすることがあると思います。主に交番などに配備されており、基本的にどのバイクも白が採用されています。
これらのバイクも、大排気量の交通取り締まり用バイクと同じく、白バイと呼んで良いのでしょうか。

警視庁交通相談コーナーの担当者は、次のように話します。「交番などにおいてあるスクーターは、白バイとは呼ばれません。白バイとは役割が異なり、主に地域のパトロールや通報現場への移動手段として使われます」
こうしたバイクは、「警ら用原付」や「警ら用スクーター」と呼ばれており、交通取り締まりを目的とする白バイとは使用目的が全くの別物。例えば、取り締まり用の速度計などは付いておらず、スピード違反の取り締まりをすることはできません。
ただし、パトロールなどの移動のために使われるバイクだからと言って、全く交通違反を取り締まらないという訳では無いようで、同担当者は次のように話します。
「たしかに、スピード違反の取り締まりをすることはありません。しかしスピード違反以外の交通違反、例えば一時不停止や駐停車違反などについては取り締まることがあります」

また、一部の地域では自転車がスクーターと似たような用途で使われており、特に都心部では自転車に乗った警官を目にすることが多々あります。
その理由は、都心部ではひとつの交番が管轄している範囲が狭く、道も入り組んでいるため。スクーターではなく自転車でも十分な機動力を発揮するということです。
どちらも主に警ら用に使用されているとはいえ、交通取り締まりをおこなう事も任務のひとつとなっています。
※ ※ ※
白バイは、あくまで交通取り締まりなどをおこなう大排気量バイクのことを指し、交番に配備されている小さなバイクは白バイとは別物。
そうしたスクーターなどの小排気量のバイクは警ら用原付や警ら用スクーターと呼ばれ、主に管轄内での移動やパトロールに使われているとの事でした。









