シッカリ説明できる? 実線や破線、白と黄色など車線の表す意味
道路を走るうえで、重要となるのが車線の種類。ひと口に車線と言っても、よく見るとさまざまな色や形式がある事が分かります。それらは、すべて別の意味を持っており、勘違いしていると危険な場合も度々。そこで改めて、車線の種類をおさらいしましょう。
車線は大きく分けて3種類
道路を走るうえで重要となるのが車線ですが、ひと口に車線と言っても、よく見るとさまざまな種類があることがわかります。
実線や破線など、車線の違いや役割を知っておくことは安全運転や交通違反を防止することにもつつながるため、今一度整理してみましょう。

道路上に書かれていたり、設置される表示を「道路標示」と言いますが、今回はそのなかの車線についてのおさらい。
車線の役割は中央線、つまりセンターラインと複数の車線を区別する車線境界線。これらに使われている車線は、白の実線、白の破線、黄色の実線という3種類があります。
ちなみに最近は黄色の破線も見かけますが、これはこの先に黄色の実線があることを知らせているもので、法律に基づいたものではなく、注意喚起のための引かれているもの。同様に、高速道路で見かける緑色の矢印を組み合わせたような車線も、走行車線を走るよう促すものとなっています。
そんな3つの車線の意味はそれぞれセンターラインの場合、白の実線=はみ出し禁止、白の破線=はみ出し可能、黄色の実線=追い越しのためのはみ出し禁止。これが車線境界線では、白い実線及び破線=車線変更可、黄色の実線=車線変更禁止と、少し意味が異なる点にも注意してください。
実線と破線を組み合わせた場合など
車線境界線の中には、たまに黄色の実線と白の破線が組み合わされたものがありますが、これはふたつの線それぞれの意味を合わせたもの。
つまり、白線側からは車線変更が可能で、黄色い線側からの車線変更は不可。車線ごとに車両の流れをコントロールすることで、渋滞などを防止する役割があります。
また、基本的には黄色線はまたがないと覚えていれば間違いはありませんが、追い越しが可能な場合もあります。
黄色線は全てが追い越し禁止という訳ではなく、たとえば車線幅に余裕があって、車線内で1mの間隔をあけて追い越しができる場合は、センターラインが黄色でも違反にはなりません。クルマの場合は2台が並走できるほどの幅広い車線はなかなかありませんが、バイクでは可能なこともあります。
一見するとすり抜けに見えますが、この例では合法なのも覚えておきましょう。

そもそも、追い越しと追い抜きは、どう違うのでしょうか。
追い越しは、前走車の横を抜けて前に出る行為で、追い抜きは実は法律には定められていません。単純に横の車線を走っている車両の前に出るのも追い抜きですが、一般的には横の車線に出てそのまま真っ直ぐ抜いていくことを示します。
ちなみに交差点内では、進路変更や追い抜きは一切禁止で、進入した車線をキープする必要があると思われがちですが、追い抜きができることがあります。
それが交差点手前の車線が白の実線になっている場合。交差点内には車線が引かれていることはほぼありませんが、手前の車線がそのまま繋がっているという解釈になるため、車線境界線が白であれば隣の車線に移って、そのまま横の車両を抜いていくことは合法です。
またバス停に止まっているバスや工事現場を避けるために黄色線をはみ出るのも、1mの間隔をあけて横を通過すれば違反にはなりません。
細かいところでは、黄色線を踏むのは違反かどうかというのはよく聞かれますが、踏んでいるだけではみ出ていない場合も違反。基本的に踏む事自体が違反になるとされています。
ただし、厳密に適用するかは現場の警察官の判断というのが実際のところです。









