北欧デザインでスポーティな走り!! ハスクバーナ「ヴィットピレン401」「スヴァルトピレン401」が初の全面刷新
イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のバイクの国際見本市「EICMA」で、ハスクバーナ「VITPILEN 401」のコンセプトモデルが発表されたのは2014年のこと。その後、2017年のEICMAで市販車を発表し、2018年から販売されました。そんな「VITPILEN 401」と「SVARTPILEN 401」の2機種が初のフルモデルチェンジとなり、スペインで開催された試乗会に参加してきました。
攻めのデザインも魅力、初のモデルチェンジでどうなった!?
ハスクバーナ・モーターサイクルズ(以下、ハスクバーナ)の「VITPILEN 401(ヴィットピレン401)」と「SVARTPILEN 401(スヴァルトピレン401)」が初のモデルチェンジとなり、僕(筆者:小川勤)はスペインで開催された試乗会に参加してきました。

スペインのマラガに到着すると、雲ひとつない青空と優しい日差しが迎えてくれました。空港からホテルに移動すると、エラントランスには新しい「ヴィットピレン401」と「スヴァルトピレン401」が置かれています。スウェーデン語で「ヴィットピレン」は「白い矢」、「スヴァルトピレン」は「黒い矢」を意味します。
エントランスに佇む2台を見ると、先代モデルより少し車体が大きいことが分かります。また、従来型の「ヴィットピレン401」はセパレートハンドル、「スヴァルトピレン401」はアップハンドルでしたが、ニューモデルはどちらもアップハンドルです。取り回しの軽さに驚きつつ、さっそく双方に跨ってみます。「ヴィットピレン401」の方が少しだけハンドルが低いのですが、大きな違いはなさそうです。
跨ってしまえば見た目の大きさは感じず、シート高は先代モデルよりも低い820mmになっているので、身長165cmと小柄な体型の僕でもバイクとの一体感はかなり高いです。
これまでの「ヴィットピレン401」はシート位置が高いうえに前傾もかなりキツかったため、なかなか乗りこなすのが難しかったのですが、新型にポジションの悩みはありません。SNS上では「セパハン」ではなくなってしまったことを惜しむ声が多いのも事実ですが、開発陣に聞いても「(前のヴィットピレンは)ポジションがアグレッシブ過ぎたよね」とのことでした……。
また、各部の仕上げはとても丁寧で、質感も上がっています。これは間違いなく所有感を高めてくれるポイントでしょう。
400cc単気筒エンジンとしては、最高峰のスペックを搭載!
この2モデルはファッション性の高さがポイントですが、今回のモデルチェンジでは機能面も大幅に向上させています。エンジンは排気量を373ccから398.6ccにアップし、45PSを発揮。これは400ccクラスの単気筒としてはトップクラスのパワーです。

また、日常域の使い勝手とハイパワーを楽しむための電子制御も充実。パワーモードはストリートとレインから選択可能で、ABSはスーパーモトモードも用意。トラクションコントロールやコーナリングABS、アップ&ダウンに対応するクイックシフターまで装備しているのです。
もちろんフレームやスイングアームも新設計。ホイールベースを伸ばすことで安定感を求め、車格を少し大柄にしています。前後サスペンションは調整機構付きのWP製を採用。ガソリン容量は9.5Lから13Lにアップし、航続距離を伸ばすことも忘れていません。
オフロードイメージが強かったハスクバーナの印象をガラリと変えた「ピレン」シリーズは、好評だった北欧デザインを踏襲しつつ、スポーツ性をかなり強めてきたようです。翌日の試乗に期待が高まります。






















