ディーラーに聞いてみた! 初めてバイクに乗る人にオススメの原付二種とは?
スクーターからスポーツネイキッドまで多様な車種が取りそろえられている原付二種ですが、バイク初心者ならどのような車種から乗り始めるのがおすすめなのでしょうか。実際にディーラーに聞いてみました。
運転だけでなく、車種選びの幅も広がる「原付二種」
原付一種と呼ばれる総排気量50cc以下のバイクを基準として、そのひとつ上のランクにあたるのが「原付二種」です。原付二種は、総排気量が50ccを超え、125cc以下であるバイクのこと。運転するためには「小型限定普通二輪免許」が必要ですが、それより上の免許を持っていても運転することができます。
ここまで聞いただけだと、「一種と二種なんて名前からして、大して差はないんじゃないの」と思ってしまいそうですが、この2つには運転する上で大きな差が出てきます。

たとえば法定速度を見てみると、原付一種の場合は30km/hまでに制限されますが、原付二種は60km/hまでに緩和されます。また右折をするときも、原付一種の場合は二段階右折をする必要がありますが、原付二種は二段階右折をする必要がありません。
このように、原付二種以上であれば運転する上での制限が大きく緩和されるほか、原付二種は2024年8月現在、各バイクメーカーから豊富にラインナップされているため、車種の選択肢も大きく広がります。
では各メーカーのディーラーが初めて乗る人にオススメするバイクは、どのような車種なのでしょうか。
まずは、ホンダのディーラーに聞いてみました。担当者によると用途による車種の選び方があるようで、たとえば通勤や買い物などの荷物が多くなる日常利用であれば、スクータータイプもしくはカブがおすすめとのこと。逆に本格的な走りを楽しみたいのであれば、スポーツネイキッドがおすすめと話します。
また担当者は具体的な車種名として、スクーターであれば「リード125」や「PCX」は座席下に荷物を収納しやすく、荷物が多くなる日常利用におすすめとも話します。さらに長距離での使用も十分できるそうで、日常利用から旅行まで幅広く使えるとのこと。

また、荷物を積みやすいかどうかという点で見ると、「CT125・ハンターカブ」も、後部に荷物置きを付ければ、十分に選択肢に上がるそうです。
逆に、荷物のことを考えないのであれば、スポーツネイキッドの「CB125R」も候補に上がるのだとか。ただCB125Rはマニュアル車であるため、AT限定の免許では運転できないことに注意が必要です。
続いて、ヤマハのディーラーに聞きました。
前述のホンダ同様、「日常利用」か「スポーツタイプ」かという点が大きな分け方だと、担当者は話します。なお具体的な車種名を挙げると、日常利用ならスクータータイプの「アクシスZ」がおすすめとのこと。
またスクーターにも、「足元が平らなタイプ」と「平らではないタイプ」があり、コンビニなどで買い物をすることを想定すると、荷物を置きやすいのは「足元が平らなタイプ」だと話します。その「足元が平らなタイプ」の代表として、前述のアクシスZが挙げられるというわけです。

また担当者いわく、スポーツタイプであればヤマハのイチオシは「XSR125」だとも話します。
XSR125は既に海外で発売実績があり、それを日本でも取り扱うようにしたとのこと。特に、古い型が多くなりがちなネイキッドバイクとしては、バイク4大メーカーの中で唯一の新型であるそうで、担当者はこの点を強く推していました。
さらに、「バイク選びは実際にまたがってみて自分に合っているかを確認することが重要なので、ぜひ店に足を運んで見てほしいです」とも付け加えていました。
そして最後に、スズキディーラーの担当者にも話を伺いました。
担当者は日常利用であれば、「バーグマンストリート125EX」か「アドレス125」がおすすめとのこと。

バーグマンストリート125EXは、元からリアキャリアが装備されているため、荷物が多い場合におすすめだといいます。また、アドレス125は丸めのフォルムが特徴で、何よりも他の原付二種より値段がお手ごろな点がポイントだそうです。
また担当者は、スズキの原付二種はほとんど性能に差がないため、見た目で選んでみるのもよいかもしれない、とも付け加えていました。
※ ※ ※
2024年8月現在、原付二種には日常利用向きのスクーターから、本格的なスポーツタイプまでさまざまな車種がラインナップされています。バイク選びに迷ったら実際に店まで行っていくつかのバイクを比較してみると、自分に1番合ったバイクが見つかるかもしれません。









