チェックするタイミングはいつ!? バイクのチェーンとスプロケの点検頻度は?
バイクはさまざまな消耗品パーツで構成されているため、それぞれ定期的なメンテナンスが必要です。では「チェーン」と「スプロケット」はどれくらいの頻度でメンテナンスすればよいのでしょうか。
長くても500kmごとにはメンテナンスを!
バイクはさまざまなパーツで構成されています。たとえばエンジンの動力をリアタイヤへ伝達する仕組みとして、ベルトドライブ、シャフトドライブ、そしてチェーンドライブなどが挙げられます。
これらのパーツは消耗品であるため、それぞれ定期的なメンテナンスが必要です。チェーンのメンテナンスをするライダーは多いかと思いますが、スプロケットのメンテナンスを見落としている人は少なくないかもしれません。

スプロケットとは、ホイールの中心部にある歯車のような形をしたパーツのこと。エンジンの動力は、エンジン側のドライブスプロケット(フロントスプロケット)からチェーンを伝わり、ドリブンスプロケット(リアスプロケット)を回します。
つまりスプロケットとチェーンが噛み合って動作することで、エンジンのパワーをタイヤに伝えているというわけです。
では、スプロケットとチェーンはどれくらいの頻度でメンテナンスすればよいのでしょうか。
メンテナンスの方法は車種によっても異なりますが、一般的には清掃、注油のセットでおこないます。そして頻度は、長くても500km走行するごとにおこなうのが理想的だと言われています。

チェーンやスプロケットは、走行中常に高い回転数で接触し続けています。金属と金属が激しく擦れ合い摩耗するため、擦れて出た鉄粉がチェーンオイルに付着します。また、走行中に跳ね上げた泥やゴミも当然ながら付着しています。
それらを放置していると、スプロケットやチェーンが傷み劣化してしまうだけでなく、錆や砂などでチェーンの動きが悪くなると燃費にも影響を及ぼす可能性も。これは、フリクション(摩擦)が増えることでパワーが損なわれてしまう「フリクションロス」と呼ばれるものです。
つまり、メンテナンスを怠ればスプロケットやチェーンの寿命を縮めるだけでなく、エンジンの性能を十分に発揮することができないということです。

なお、チェーンやスプロケットのメンテナンスは比較的単純な作業で、初心者ライダーでも自宅で簡単におこなうことができます。チェーンのメンテナンスをするときにスプロケットのメンテナンスを同時におこなうよう習慣づけるのがよいでしょう。
ちなみに雨天時の走行は、泥や水がはねてチェーンが汚れやすくなるのはもちろん、雨でチェーンオイルが流れてしまう可能性もあります。そのため、雨天時に走行したあとにも都度メンテナンスをするのが理想的です。
さらに、海沿いを長い距離走行して塩分を含む潮風にあたり続けたり、塩化カルシウムを含む融雪剤や凍結防止剤が撒かれた道路を走行したあとも錆ができやすくなるので、なるべくメンテナンスをすることをおすすめします。
また、チェーンのメンテナンスではチェーンの”たるみ”をチェックすることも重要なポイント。

バイクのチェーンは使い続けると摩耗し緩んでいきます。チェーンが緩んでいると、摩耗がさらに進んだり、チェーンから異音や振動がするだけでなく、最悪の場合スプロケットからチェーンが外れて大事故を招く危険性もあります。
それらを防ぐためにも、メンテナンスの際はチェーンの張り具合いのチェックも忘れないようにしましょう。
なお、やり方はチェーンの中心部分を指で下から持ち上げ、張り具合を確認するだけ。張りの規定値は車種によって異なり、ステッカーや取扱説明書に詳しく記載されているので、参考にすると安心です。
もしも規定値と大きくズレが生じている場合は規定値に戻す必要があるため、専門店に依頼しましょう。
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このように、バイクのチェーンとスプロケットのメンテナンスは、走行距離500km程度ごとにするのがよいとされています。定期的なメンテナンスは、バイクの寿命を伸ばしパフォーマンスを最大限に発揮するために欠かせないので、習慣づけるようにしておくとよいでしょう。









