遂に乗れたよ! ホンダの最新原付二種スクーター!! 「CUV e:」はコロンと可愛いデザインと航続距離が魅力の便利モデル
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。バイク女子の高梨はづきさんが試乗したホンダ「CUV e:」を、インプレッションしてくれました。
東京モーターサイクルショーでも大注目だったEVスクーター
皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです。
先日ホンダから発表された「CUV e:(シーユーヴィー・イー)」の試乗説明会に潜入してきたので、お届けしていくね!
ホンダの電動二輪の歴史は1994年2月に発売された「CUV-ES」から始まり、一般向けや企業向け用に様々なスタイルの電動バイクを発売、2025年3月に今回紹介するCUV e:が発表、同年6月20日に販売がスタートされたよ。
定格出力は0.98kWで最高出力は6.0kW。ガソリンバイクに例えると排気量50ccから125ccクラスのパワーがあり、原付二種の区分枠の原付二種電動バイクなんだ。

ではスタイリングをみていこう。見た目はかなりシンプルなスタイルで、電動バイクならではの無駄のないパーツ配置がツルン、コロンとしたボディを形作っていてがなんだかかわいい。
ハンドルバーの間には7インチの大型TFTフルカラー液晶メーターが付いていて、走行中の瞬間的な確認でもひと目で知りたい情報が見つけられるね。
ホンダ専用アプリ「Honda RoadSync Duo(ホンダ・ロードシンク・デュオ)」をBluetoothで繋げば、通話やナビゲーション機能なども利用できるようになるよ。
CUV e:は二人乗りも可能なタンデムシートが付いていて、キャリアも標準装備。こういった先進的なデザインの車両には、オプションでキャリアを後付けできる仕様になっていることが多いけど、CUV e:のシート下は収納ではなく着脱式のバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」が積んであるので、代わりにキャリアが最初から付いているみたいだね。
ではまたがってみるよ。シート高766mmは、わたしの身長(158cm)で両つま先が接地するくらい。身長が高い人は深く座れば窮屈に感じないんじゃないかな。
足を置くスペースはフラットな空間になっていて、ハンドルとの距離は肘が伸びきらず、ちょこんと椅子に座ったような、背筋が伸びてお上品に走行を楽しむような姿勢に自然となってしまう。
ここ最近は大型バイクばかり乗っていて久しぶりのスクーターだったからか、ハンドル幅はちょい狭いかなー? と感じたかな。
ハンドルを左右に振ってみると腕の力だけで軽く振れて、車重120kgの車体を揺らしてみると倒れる心配もなく余裕を持って足で踏ん張れたので、非力な女性でも安心だね。

CUV e:には電動バイクならではの、リバースモード機能がついているんだ。右のスイッチボックスのリバースボタンと左のスイッチボックスのボタンを同時に押すことで、操作が可能だよ。
砂利道や狭い道、傾斜地などは不安だから、わざわざ車両から降りて取り回す事があると思うけど、そういう心配がなくなってストレスフリー!
さらにCUV e:は、3つの走行モード(エコ/スタンダード/スポーツ)が選べるんだ。まずはスタンダードから発進してみたよ。
始動してみると、やはり驚くのが電動バイクならではの静粛性。何となく「ヴーーン」と起動したのが分かるくらいで、排気音もメカノイズもないから、早朝や真夜中の街中を走っても近所迷惑にならないのはいいよね。
スタンダードの走り出しは滑らかで、アクセルを捻るとタイムラグなくスーーっと軽やかに進んでくれる。
そのままスピードを乗せて加速してみると、かなり安定していて快適。原付二種のガソリンエンジン・スクーターより重量感を感じることなく軽く取り回しができるから、スイスイ走行を楽しめちゃう。
走りながら途中でスポーツモードに切り替えてみると、フロントの軽さがより際立って機敏に動いてくれたよ。
スタンダードモードよりトルクフルになって、ちょっとアクセルを捻るだけで軽快に「ビューーーン!」と加速する。今回は公道なので速度制限範囲内で走行を楽しんだけど、速度制限なく開放的に走ったらあっという間に100㎞/hとか到達してしまう勢いなのではないかな。
普段バイクに乗り慣れている人でも、ちょっぴりゾワっとしてしまうくらいパワーのある加速力だったから、とても面白かったー!
あとは、電動バイクは航続距離が一番の課題だと言われているけど、体の大きい人が乗ればその分重量がアップするので必ずしも皆が一緒の距離を走れるわけじゃ無いのは前提の話として、そのネックになっている部分を少しでも解消できるように、フロント周りの造り込みは特にこだわっているんだって。
ヘッドライトのスラント形状で空気を流動し、スリット形状のフロントフェンダーで空気を割いて、フロントインナーカバーのエアダクトで空気量をコントロール。アンダーカバーで車体下を流れる空気の貼り付きをリブ形状で抑えてくれる構造になっているんだ。
そうすると、直進時や旋回時の安定性が確保できて、スムーズに走行が行えるんだって。

その他にも、バッテリーを自宅に置いたり、職場に置くことで往復の電気残量を気にせずに済むようにバッテリーは脱着式なんだけど、バッテリー自体も購入となるとやはり金額も高くなってしまうもの。
その不安を解消すべく、CUV e:ではHonda Mobile Power Pack e:のシェアリングサービス「Gachaco(ガチャコ)」の利用も可能で、Gachaco専用アプリを使えばステーションがどこにあるのか表示してくれるから、迷わず焦らず交換できるし、途中でバッテリー交換をすれば、航続距離問題も解消するよ。
今現在東京でのバッテリー交換ステーションは46基設置。大阪では7基設置されているんだって。バッテリーの残量や寿命を気にせず、Gachacoが提供するサブスク、「バッテリーシェアリングサービス」を利用すれば月額2530円と、ステーション利用料99円でバッテリーをわざわざ買わなくても、ずーっと乗っていられるんだ!
Gachacoのバッテリーステーションで実際にバッテリー交換をしてみたけど、CUV e:のシート下にはバッテリーが2個積んであって、一つの重さが約10kg。
そのため、ステーションの高い位置に配置されているものと交換することになった時、わたしは力持ちだから顔と同じ高さくらいの場所でも軽々行えたけど、腕力に自信のない人は踏ん張らないといけないかもしれないね。
交換する時に、どの位置に設置されているバッテリーと交換できるかはランダムだから、そこは運(笑)。その点が、ちょっとだけ心配。
購入を検討している方に説明すると、乗り出しの金額は、車体+バッテリー+充電器の3点セット購入で、価格(消費税込 以下同様)は52万800円なのが、CEV補助金3.5万円+充電器補助金5万円+東京都の補助金利用で車体とバッテリーの補助金10.7万円、結果、33万6000円まで抑えられちゃうの。地域によって最大19.2万円も補助金が出るのはすごいよね!
バッテリーを購入せず、車両だけを購入してバッテリーはサブスクを利用する人なら、価格は20万200円。東京都補助金活用すると、CEV補助金3.5万円+東京都補助金活用6.7万円で9万8200円に抑えられて、更にサブスク料金に5万円分の助成金(1400円×36か月)が出るんだよ。
EVバイクは通勤、買い物、週末のレジャー用に活用するためのセカンドバイクとして都市部を中心に展開され始めているけど、ゆくゆくは東京・大阪以外の、排気で汚したくない自然の多い観光地や、田舎の静かな雰囲気を壊したくない場所など、ガソスタがあまり無い地域での電動バイクの普及は需要あると思うから、もっといろんな県で展開されること願っています!
電動バイクに興味がある人は、この機会に是非チェックしてみてね!
ということで本日はここまで。また8の付く日にお会いしましょ~!

Writer: 高梨はづき/hapi
(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!



















