ヤマハ第1号車から67年目を迎えた伝統のエンジン ~2022年型「YZ125」開発陣に聞く、最新2ストローク事情(第1回/全4回)~

17年ぶりにフルモデルチェンジとなった2ストロークモトクロッサー、ヤマハ「YZ125」(2022年型)
1986年に登場した「TZR250」は、1980年代のレーサーレプリカブームを語るうえでは欠かせないモデル。フレームは「YZR500」譲りのアルミデルタボックスで、エンジンは既存のRZ/RZ-Rシリーズとは異なる、全面新設計の2ストロークパラレルツイン
当記事の主題は単気筒だが、1980年に登場した水冷パラレルツインの「RZ250」は、ヤマハの2ストロークを語るうえで欠かせないモデル。このモデルが契機になって、以後の250ccクラスには2ストロークレーサーレプリカブームが到来
1968年にデビューした「DT-1」は日本初の本格的なトレールバイクで、モトクロスやトライアルでの使用を念頭に置いて開発。ピストンバルブ吸気の空冷2ストローク250cc単気筒は最高出力18.5ps/6000rpmをマーク
当初は水冷で開発が進んでいたものの、1981年の世界モトクロス選手権250ccクラスを制した「YZM250」は、レースシーズン開幕直前に空冷として再設計。リアサスペンションは既存のカンチレバー式に替えて、ボトムリンク式を採用
1990年代末のモトクロス界に衝撃を巻き起こした、4ストローク単気筒の「YZ400F」。開発ベースとなったワークス「YZM400F」は、1997年のAMAスーパークロスで、2ストローク250cc勢を破って優勝という偉業を達成
2005年から発売が始まったYZ85/LWは、2019年型で2ストローク単気筒エンジンを大幅刷新。排気デバイスのYPVSを導入することで、全域で扱いやすさが向上した
ヤマハ本社に隣接するコミュニケーションプラザでは、もうすぐ70周年を迎える同社の歴史を一望することが可能。展示車は定期的な入れ替えが行われているので、何度訪れても楽しめる
1955年11月の第1回浅間高原レースで、125ccクラスの1位から4位を独占したファクトリーマシンの姿を再現したヤマハ「YA-1」。同年7月の富士登山レースでも、ホンダを筆頭とするライバル勢を抑えて優勝を飾っている
ヤマハの第1号車となった1955年型「YA-1」。エンジンはピストンバルブ吸気の空冷2ストローク125cc単気筒、最高出力は5.6ps/5000rpm
取材当日のコミュニケーションプラザには、往年の2ストロークモトクロッサーが展示されていた。手前右の1987年型「YZ125M」と奥左の1983年型「YZM500」は、シリーズチャンピオンを獲得している
2021年夏の発表以来、世界中のオフロードファンの間で大反響を巻き起こしている2022年型「YZ125」。最高出力は非公表だが、海外のサイトに掲載された情報を検討してみると、低く見積もっても36ps前後は出ている模様

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