アメリカン・カスタムの祭典 名古屋で「ジョインツ2021」開催
2020年も開催中止を挟み、2021年で14回目の開催となったカスタムバイクイベント「ジョインツ」が愛知県名古屋市の“ポートメッセなごや”で開催されました。コロナ禍で行われたイベントはどのような様子だったのでしょうか。
withコロナ時代の中行われたカスタムショー
2019年末に発生し、2020年には我々の生活に大きな影響を与えた新型コロナウイルスですが、2021年はこの“未知のウイルス”の存在に注意しつつも様々なイベントが開催されています。

新たな変異株の出現や毎日のように各地で更新される陽性者の人数など、まだまだ不安な要素があるのも正直なところですが、ウイルスの発生から1年以上経た今は、“飛沫”や接触による感染拡大が主な原因であることが概ね分かってきていますし、先の未来の話を断言こそ出来ませんが、やはり「マスク着用」と「手指の消毒」を徹底し、ウイルスの存在をアタマの中に入れつつ、日常の生活を取り戻していくしか道がない気もします。
そうした中、2021年は無観客とはいえ延期されていたオリンピックや関係者のみの入場の上、無声での応援という条件で「夏の甲子園」が開催されているのですが、このように様々なカタチで2年ぶりにイベントが動きつつあるようです。
感染拡大防止に留意して開催されたジョインツの様子とは
去る2021年8月8日に愛知県名古屋市の“ポートメッセなごや”で開催されたカスタムショー、“ジョインツ2021”も約2年ぶりに行われたのですが、入場者へのマスク着用や入場口での検温、手指の消毒の徹底以外は良い意味で例年と変わらなかった気がします。ベンダー(売店)とバイク展示ブースを併せて160以上の枠の中で極上のアメリカン・カスタムを中心としたマシンたちが並ぶ光景は、やはり壮観です。

また、その会場レイアウトにしても入場口から中央の通路を挟んで左サイドがハーレーのツアラーモデルやパフォーマンス系のマシンが展示されるエリア、右サイドが旧車やチョッパーが並ぶエリアと、どことなく区分けされているので、訪れた観客の方々も自分が興味のあるカスタム・スタイルを閲覧しやすいのもジョインツの大きな特徴になっています。
ちなみに会場右サイドのエリアでは前回に引き続き、オールドスクール・チョッパーが並べられた“ブラックボード・チョッパーショー”や歴代のハーレー・ナックルヘッドが整然と並ぶ“ナックルゾーン”という「イベント内イベント」と呼べる催しがあったのですが、こうして様々なジャンルのカスタムやオートバイを“繋ぐ”こともジョインツというショーのコンセプトになっています。
その他に目を向けても、ヤマハSRに焦点を当て、駐車場で開催された “SRパニック”や、そこでの優秀車両をインドア・スペースに移動しての展示、アウトドアのフードコートなど内容は盛りだくさんです。
主催者の高橋充さんに聞く「ジョインツ」開催の感想と今後の展望は
「今回は九州や関東、東北に台風が直撃した影響や新型コロナウイルスの感染拡大もあり、来場者数も少し減ってしまったのですが、皆様のご協力のおかげで無事にショーが開催出来た点に感謝ですね。マスクの着用や手指の消毒にもご協力頂きましたし、ウチとしても空港などで使われるAIの体温センサーの導入や会場の換気など、出来るだけのことはやったつもりです。

また、スタッフとお客さんが出来るだけ接触しないように配慮させて頂きました。いつも会場内ではステージを設置し、そこでパフォーマンスや表彰式、バイクが当たるクジ引き大会などもやらせて頂いているんですが、やはり“密”になってしまうので、今回は見送ることになりました。この先も新型コロナウイルスの感染拡大が、どうなってしまうのかは分からないのですが、その点に注意しつつ来年も開催出来ればと考えています。少しでもカスタムの世界を盛り上げたいので」と主催者の高橋充さん。
約2年ぶりに開催され、14回目を迎えた名古屋のジョインツですが、この先も新型コロナウイルスの感染拡大防止に留意した上で継続することを願うばかりです。
【了】
Writer: 渡辺まこと
ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。





















