乗る前にチェックするべきポイントはある? 長期間乗っていないバイクを再始動させる際の注意点を徹底解説

寒い冬の間はバイクに乗っていなかったけど、春を前にそろそろ乗り始めたいと考えている人は多いと思います。そこで、長期間乗っていないバイクを再始動させる際のチェックポイントをご紹介します。

冬眠させていたバイクは本調子ではない!?

 寒い冬場など、長期間乗っていないバイクは本調子ではないため、頻繁に乗っていた時と同じように使用する事はおすすめできません。まずはメンテナンスをおこなうことが大切です。

 メンテナンスをせずに乗り始めても大半が動きますが、バイクにかかる負担が大きくなったり、走行中に不具合が発生したりする可能性が高まります。
バイクの故障や事故を防ぐためにもメンテナンスして、バイクの状態を少しずつ回復させていく意識を持つと良いでしょう。

 そこで、長期間乗っていなかったバイクに乗る前に、注意すべきポイントをご紹介します。

長期間乗っていなかったバイクに乗る際はタイヤの空気圧をチェックする
長期間乗っていなかったバイクに乗る際はタイヤの空気圧をチェックする

 長期間乗っていなかったバイクを再始動させる際の注意点として、ヤマハ正規ディーラーの担当者は次のように話します。

「自身でメンテナンスされるのであれば、タイヤの空気圧やブレーキの効きは必ず確認しておいた方が良いです。特にタイヤの空気は相当減っていると思うので、絶対に入れておくべきですし、ライト類がキチンと付くかも確認しておくと安心です」

 では、具体的にどういった点に注意すればいいのでしょうか。

 まずは、タイヤの空気圧を確認します。タイヤの空気圧は放置していると自然と抜けていくため、乗っていない期間一度も確認していないなら十分な空気圧ではない場合がほとんど。

 空気圧が低い状態で走行してしまうと安定感も低いため、道路の窪みなどにはまった際に転倒する可能性が高まります。タイヤの空気圧をしっかりと確認し、十分な空気圧で走行するようにしましょう。

 続いては、ブレーキの効き。バイクのブレーキにはワイヤーが使用されていますが、冬場は凍って劣化している場合もあります。

 また、MT車であればクラッチも同様にワイヤーが使用されているため、ブレーキと同時にクラッチも確認しておくと良いでしょう。知らない間にワイヤーが劣化していると、ブレーキが効かなくなる危険性があるだけでなく、走行中にワイヤーが切れてしまうと止まることもできません。

 ブレーキの効きやクラッチの切り替えがスムーズでないと感じた場合は、ワイヤー交換をしておくと安心です。

長期間乗っていなかったバイクに乗る際はバッテリー上がりにも要注意
長期間乗っていなかったバイクに乗る際はバッテリー上がりにも要注意

 ガソリンの状態を確認することも重要。バイクの保管状態によっては、長期保管中にガソリンが腐っている可能性もあります。腐っているガソリンが燃料ポンプなどに入ってしまうと、エンジンの故障などにつながります。ガソリンから刺激臭がする場合は非常に危険なため、ガソリンタンク内のガソリンはすべて廃棄しましょう。

 また、ガソリンが腐っている場合は、ガソリンタンク内に錆が発生している可能性も高く、ガソリンを抜いた後にガソリンタンクを確認することも重要。錆が発生している場合は、しっかりとクリーニングをしてから、新しいガソリンを入れるようにしてください。

 バッテリーが上がっていないかを確認することも大切です。バッテリーは、本来であればエンジンをかけて走っている間に蓄電されますが、長期間乗っていないとバッテリーは徐々に放電していきます。そのため、長期保管あけのバイクではバッテリーが完全に放電している可能性も高く、放電している場合は再充電が必要です。

 ちなみにバイクは保管状態が良くても、目に見えないホコリや汚れなどが蓄積されています。ホコリや汚れが擦れると、バイクにキズが付いてしまう原因にもなるため、長期保管していたバイクは乗る前に洗車することも大切です。

【画像】長期保管していたバイクを再始動させる際の注意点を画像で見る

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