川に捨てちゃダメ? 処理に困る使用済みのエンジンオイル
エンジンオイルはバイクに乗る上で、かなり重要な消耗品のひとつです。走行距離が短かったり乗る頻度が少なかったとしても徐々に劣化してしまうため、定期的に交換する事が必須。そのため、廃油は定期的にでてしまいます。そんな、オイル交換時に生じるエンジンオイルの廃油を川などに捨てた場合、どういった罰則が科せられるのでしょうか。
エンジンオイルを川などに捨てたときの罰則とは?
バイクのメンテナンスの中で、エンジンオイルの交換を自分でおこなう人は比較的多いと思います。ただし交換すると廃油が出るため、正しい処理方法を知っておくことは重要。川や下水に流してしまっているという人はいませんか?
しかし、エンジンオイルを間違った方法で捨ててしまうと、罰則が科せられる可能性があります。エンジンオイルを川などに捨てた場合、どのような罰則が科せられるのでしょうか。

エンジンオイルを川や下水へ流す行為は、生態系の崩れや水質汚染などの環境破壊につながりかねません。そのため「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」違反にあたり、不法投棄として1000万円以下の罰金もしくは5年以下の懲役が科されます。
なお悪意の有無に関わらず不法投棄とみなされるので、川だけでなく、土の上に流したりしみこませたりするのも違反です。
ではエンジンオイルの廃油は、どのように処理をしたらよいのでしょうか。

廃油は処理する前に、まず住んでいる自治体の処理方法を確認しておきましょう。自治体によっては、廃油をゴミとして出してもよい地域がある一方で、廃油をゴミとして処分することを禁止している自治体もあります。自分が住んでいる地域はどう対応しているのか、十分に確認しておくとよいでしょう。
なお、ゴミとして出してよいからといって、液体のまま出してはいけません。最近では、廃油を処理する箱やパックなどが売られており、エンジンオイルを吸収して凝固させてくれます。ゴミとして処理する場合は、これらを活用するようにしてください。
ほかにも、新聞紙や布に吸収させることでゴミとして出せる場合もあります。
しかし、廃油の出し方も自治体によって定められている場合がほとんどなので、HPやパンフレットなどを確認した上で、正しい方法で出す事が重要です。

なお、エンジンオイルを購入したバイク用品店やホームセンターなどで、廃油を引き取ってもらえる場合もあります。お店によっては引き取りが無料の場合と有料の場合があるので、事前にHPや電話などで確認しておくとよいでしょう。
ただし、引き取ってもらう場合は購入した際のレシートが必要になる場合が多いので注意してください。
そのほかの方法として、ガソリンスタンドで引き取ってもらう方法が挙げられます。なお、エンジンオイルの交換サービスなどがあるガソリンスタンドでは引き取ってもらえる可能性がありますが、セルフサービスのガソリンスタンドだと引き取ってもらえない事もあるので、そちらも事前に問い合わせるようにしましょう。
ガソリンスタンドでの引き取りの場合、廃油を処理する箱などで凝固させてしまうと引き取ってもらえません。液体のまま、こぼさないように密閉した容器に入れて持って行きましょう。

廃油回収業者に頼むのもひとつの手。廃油回収業者に回収してもらった廃油は、リサイクルされて再資源化されるので、環境にも優しい方法。回収時にかかる料金は廃油回収業者によって異なりますが、業者によっては無料で回収してくれる場合もあるようです。
なお、無許可の業者に頼んでしまうと不法投棄される可能性があるので、廃油回収業者を調べる際は許可をとっている業者かどうか確認が必要です。
廃油は産業廃棄物に分類されているため、「産業廃棄物収集運搬業許可証」や「産業廃棄物処分業許可証」がある業者であれば問題ありません。業者のHPに取得している資格が掲載されている事がほとんどなので、確認するようにしましょう。









