一体どこが無料になった!? 近年無料化された有料道路とは
近年、さまざまな有料道路が無料化されていますが、具体的にはどの道路が、なぜ無料化されたのでしょうか。
前行った時は有料だったのに!最近無料になった道路とは?
観光地や景勝地にツーリングに出かけると、しばしば有料道路に出くわすことがあると思います。そんな有料道路のうちいくつかが近年、無料解放されましたが、具体的にはどの有料道路が無料になったのでしょうか。

2022年以降に無料開放された有料道路は、合計で6つあります。
まず最初に開放されたのは、神奈川県にある本町山中有料道路。東京や横浜方面から横須賀市街へアクセスする際に非常に便利な道路で、2022年3月21日に無料開放されました。横須賀港や三笠公園などを巡るツーリングへ、気軽に行けるようになったので、ぜひ予定を組んでみてはいかがでしょうか。
また、同年4月1日には長野県の新和田トンネル有料道路が無料開放されました。江戸時代から中山道の難所として知られる和田峠の交通状況を改善するために、1978年に開通した道路です。
新和田トンネル有料道路は無料開放後、交通量が1.5倍から1.8倍になったとの記録も公表されていて、無料化されたことでさらに多くの人がこの道路の恩恵を受けられるようになっています。

さらに、同年10月1日には栃木県の鬼怒川有料道路、福井県の法恩寺山有料道路と三方五湖レインボーラインが続々と無料化されました。鬼怒川有料道路は鬼怒バイパスの一部である1.7㎞の道路で、無料開放されたことにより観光客の増加が期待されています。
そして法恩寺山有料道路は西日本最大級のスキー場であるスキージャム勝山に繋がる道路。無料化されたものの、冬場は除雪協力金1000円が徴収される点には注意してください。
三方五湖レインボーラインは、若狭湾のリアス式海岸や三方五胡を眼下に望む観光道路。有名な景勝地である梅丈岳の山麓まで繋がっており、山頂にはリフトやケーブルカーで行くことができます。
最近では、2023年2月1日に千葉外房有料道路が無料開放されました。2007年には既に全長のおよそ半分におよぶ誉田区間が無料化されていましたが、今年になって残りの半分となる茂原区間も合わせた全線が無料化されています。

では、そもそもなぜ有料だった道路が無料化されたのでしょうか。答えは単純明快で、多くの有料道路では、利用者に料金を課すことができる期限が定められているからです。
例えば、前述の法恩寺山有料道路の徴収期間は30年間で、1992年から徴収が開始されています。そのため2022年に無料開放されました。
一方、三方五湖有料道路の徴収期間の定められなかったものの、法恩寺山有料道路の無料化に伴い福井県道路公社が解散してしまったため、無料開放される運びとなったという特殊な事情も。
こうした有料道路に限らず、全国の高速道路についても徴収期間は定められていますが、老朽化した道路の修繕費や管理費などが嵩み、徴収期間の延長が繰り返されています。
そして今年の6月には徴収期間をさらに50年延長し、2115年9月30日までとすることが決まったようです。









