実は知らない?バイクの基本構造のおさらい

さらに詳しくバイクの基本構造を確認する

 バイクは基本的に前後2本のタイヤで車体を支えています。タイヤはバイクの大きさやカテゴリーによってさまざまな種類があり、タイヤを変えるだけでガラリと乗り心地が変わることも珍しくありません。

公道用のタイヤには水はけをよくするため溝が刻まれており、雨で路面が濡れていてもスリップしにくいのが特徴
公道用のタイヤには水はけをよくするため溝が刻まれており、雨で路面が濡れていてもスリップしにくいのが特徴

 公道用のタイヤには水はけをよくするため溝が刻まれており、雨で路面が濡れていてもスリップしにくいのが特徴です。ホイールはワイヤー式のスポークホイールと、デザイン性に優れ、軽量で頑丈なキャストホイールの2つに大別されます。

 そしてブレーキには、現在多くのバイクに採用されているディスクブレーキと、原付バイクや旧型のバイクによくみられるドラムブレーキの2種類があります。ブレーキは前後のホイールに装着されており、前輪は右ハンドルのレバー、後輪は右足のペダルで操作するのが一般的です。スクーターの場合は、左ハンドルのレバーで後輪のブレーキを操作します。

走行中の路面の衝撃を吸収するのがサスペンション
走行中の路面の衝撃を吸収するのがサスペンション

 走行中の路面の衝撃を吸収するのがサスペンションです。前輪のサスペンションはタイヤを支えるフロントフォークに組み込まれており、後輪のサスペンションはタイヤを支えるスイングアームと、シート下のフレームの間にスプリングがついています。路面のショックをやわらげるだけでなく、タイヤを地面に押し付けてグリップ力を高めるのもサスペンションの役割です。

 また、夜間の走行に欠かせないのがヘッドライトです。かつては光源にハロゲンが使われていたため、丸形のライトが主流となっていました。

 しかし、現在はLEDが広く使われるようになり、さまざまな形のライトが登場しバイクのデザイン性が向上しています。なお、バイクの視認性をよくするため、最近のバイクは昼でも常時点灯するようになっており、ライトを消すことができません。

ハンドルには1本のパイプでできたバーハンドルと、左右のハンドルが独立したセパレートハンドルがある
ハンドルには1本のパイプでできたバーハンドルと、左右のハンドルが独立したセパレートハンドルがある

 ハンドルは、バイクが進みたい方向を決めるためのパーツです。ハンドルには1本のパイプでできたバーハンドルと、左右のハンドルが独立したセパレートハンドルがあります。

 右側のハンドルにはアクセル、左側のハンドルにはクラッチレバーが装備されているのが基本スタイルです。ハンドルの横には運転中でも操作できるように、ライトやウインカーなどのスイッチ類が配置されています。

 そしてスピードメーターは速度や走行距離、タコメーターは回転数などの情報が確認できるパーツです。近年のバイクは、これらの機能が一体となった多機能のデジタルメーターが主流となっており、ギアポジションや燃費表示、時計などもチェックできるようになっています。

 さいごに、バイクの燃料となるガソリンを入れておくためのパーツが燃料タンクです。

 通常のバイクはシートの手前にあり、ライディングの基本姿勢であるニーグリップがしやすい形状となっています。燃料タンクは目立つ位置にあり、メーカーのロゴやバイクのエンブレムが入ることもあるため、バイクのデザインを大きく左右する重要なパーツのひとつとなっています。

※ ※ ※

 バイクはたくさんのパーツが集まって、はじめて走ることが可能になります。デザインや性能ばかりに関心がいきがちですが、バイクの構造にスポットを当ててみると、メンテナンスの重要性や、愛車をいたわる気持ちが芽生えてくるかもしれません。

 こういった意味でもライダーである以上、バイクがどのような構造になっているか知っておいて損はないと言えそうです。

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