懐かしさを感じる柔らかな光!? 昔のバイクのライトに暖かみを感じるのはどうして?
最近のバイクとは全く違う、古いバイクについた大きなオレンジのヘッドライト。現在使用されているライトはとはどういった点が異なり、暖かみを感じるのでしょうか。
あのオレンジの暖かいライトは何に由来するのか
昔のバイクと最近のバイクを比べていると、パーツの造形やデザインなどに違いを感じることが多々あります。その中でも、ヘッドライトの辺りには大きな違いを感じる人も少なくないでしょう。
実際に比べてみると、最近のバイクのヘッドライトはキリッとした光り方をしているのに対して、昔のバイクのヘッドライトはどこか暖かく、柔らかい光り方をしているように感じられます。

では、この光り方の違いには何が関係しているのでしょうか。
そもそもバイクのヘッドライトに使われているランプとしては、主に「ハロゲンランプ」「HIDランプ」「LEDランプ」の3種類が挙げられます。この3つのランプのうち、どれを使っているのかが、ヘッドライトの光り方の違いに関係しています。
1つ目の「ハロゲンランプ」は、この3つのランプの中で、1番古くから使われているランプです。そのため、昔のバイクでは必然的にハロゲンランプを使っていることが多いのです。
ハロゲンランプは、家庭でも使われている白熱電球によく似ており、光る仕組みは白熱電球とほぼ同じです。電球の中央の「フィラメント」と呼ばれる細い線状の部分に電気が通ると、そこが発熱して発光するという仕組みになっています。
このような光り方をするため、ハロゲンランプは自然な明るさと暖かみのあるオレンジ色の光を放ちます。この独特の明るさと色味が、昔のバイクのヘッドライトに暖かみを感じる理由の1つになっています。
光る方法こそ似ている白熱電球とハロゲンランプですが、これら2つには、「電球の中に入れられている空気が違う」という大きな差があります。

白熱電球の中には、フィラメントが簡単に燃え尽きることを防ぐために、アルゴンや窒素ガスといった気体が入っています。対して、ハロゲンランプの中には、アルゴンや窒素ガスだけでなく、ヨウ素や臭素といった「ハロゲン族」の元素のガスが少し入っています。
ハロゲンランプは、ハロゲンガスが入っているおかげで、白熱電球よりもさらに明るく光るという特徴があります。また、白熱電球よりも寿命が長いという利点もあります。









