バイクの燃料警告灯が点灯! 点灯後、あと何キロ走ることができるのか?
燃料が少ないことに気づかずにガス欠になることを防いでくれるのが燃料警告灯です。では、これが点いた時にはあとどのくらい走れるのでしょうか。また、ガス欠する前にガソリンスタンドにはたどり着けるのでしょうか。
燃料が少なくなっても、すぐにストップすることはない?
ガス欠は一見すると小さな事故にも見えますが、対処をしている間に後続車に追突されて大事故になることも考えられます。
ガス欠を防ぐために、多くのバイクにはガソリンの残量を表示するための燃料計が標準装備されています。そして、ガソリンが少なくなると燃料計のマークが点滅して、ガス欠が近いことを視覚的に伝えてくれます。

また、ガソリンメーターがついていないような古いバイクの場合は、燃料が少なくなった時に注意をうながす「燃料残量警告灯」がついており、ガス欠が間近の燃料計と同じはたらきをします。ただ、警告灯の類いが点いた時にガス欠が近いのはすぐに分かるものの、あとどれくらいの距離を走れそうなのかはすぐに把握しにくいでしょう。
では、燃料警告灯が点いた時のガソリン残量の目安や、まだ走れる距離の目安はあるのでしょうか。
実際のところ、燃料警告灯が点いた時のガソリン残量の目安は厳格に定められているわけではなく、バイクの車種によってまちまちです。さらに、走れる距離はバイク自体の燃費にも依存するため、さらに計算がしづらくなります。
例として、ホンダのバイクを排気量も加味して比べてみましょう。

排気量が125cc以下のバイクであれば、点灯し始める時のガソリンの残量が最も少ない場合で約0.6L(ダックス125)、残量が最も多い場合で1.9L(CB125R)となっています。
逆に排気量が125ccより大きいバイクであれば、点灯し始める時のガソリンの残量が最も少ない場合で約1.5L(GB350)、残量が最も多い場合で4.0L(CB400シリーズなど)となっています。
このように、排気量ごとにガソリンの残量の差が大きくあり、同じ排気量のグループの中でも同様に開きがあることがわかります。また、開きが生まれる原因は燃料タンクの大きさに由来することがあるため、「燃料タンクが小さいバイクはランプが点くタイミングもギリギリになりやすい」と覚えておいてよいかもしれません。
さらに、先ほどの点灯する残量を元に、燃費(WMTCモード)も加味して走行距離を考えてみましょう。こちらは、点灯し始める残量が最も少ない場合のみを考えます。

たとえば排気量が125cc以下のダックス125であれば、約39km走れると考えられます。また排気量が125ccより大きいバイクであれば、GB350が約59km走れると考えられます。
このように、警告灯が点灯してもある程度の距離は走れるように、早めにランプが点くことがわかります。









