中古車価格の高騰は続く!? とくに2ストモデルは希少 バイクの250ccクラス人気車種【3選】
排気量250ccクラスのバイクの中古車市場が大きく動いています。かつては手頃な価格帯だったものが、現在は100万円超えも珍しくありません。価格相場の上昇が顕著な3モデルを紹介します。
販売価格の高騰が著しい3モデル
排気量250ccクラスのバイクで、発売から30年以上が経過した中古車価格が高騰しています。なかでもホンダ「ホークCB250T」(1977年)や「NSR250R」(1993年)、ヤマハ「RZ250」(1980年)が顕著です。
それぞれ当時の新車価格は、「ホークCB250T」が29万9000円、「NSR250R」が68万円、「RZ250」は35万4000円でした。
それが2026年1月現在、大手中古車サイトの平均価格を見ると、「ホークCB250T」が約150万円、「NSR250R」が約120万円、「RZ250」は約190万円となっており、新車価格を大きく上回っています。
一体なぜ、これらのモデルは中古車市場で価格が高騰しているのでしょうか。

まず1977年(昭和52年)5月に発売された「ホークCB250T」は、もう50年近く前のモデルとあって、流通量(タマ数)が非常に少なくなっています。
中古車検索サイトにも出品自体が少ないほか、ほとんどがカスタマイズされており、純正の状態を保っている個体はかなり希少です。
燃料タンクや外装パーツといった純正部品は入手困難(ほぼ無理)で、補修や修理など状態の差も価格に直結しています。
同年5月に発売された兄弟モデル、400ccクラスの「ホークII CB400T」も高値となっており、その影響もあって「ホークCB250T」の注目度が上がったことも、価格上昇の一因となっているようです。
一方、1986年に新型で登場した「NSR250R」は、その後フルモデルチェンジしながら複数の世代が存在し、いずれも中古市場で高価格帯に分類されています。
水冷2ストローク90度Vツインエンジンを搭載するスポーツモデルとして完成度が高く、良好なコンディションの個体は当然高値となっています。
同じく水冷2ストロークエンジンを搭載するヤマハ「RZ250」は、1980年の発売からわずか3年程度しか生産されていないにもかかわらず、国内2ストロークスポーツの象徴として高い人気を博しました。
中古車市場ではとくに初期型の流通量が少なく、希少性の高さも中古車価格に影響しています。もちろん、純正の状態を維持することが困難のため、車体の違いがそのまま価格差に反映されやすくなっています。
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中古車市場での平均価格の上昇は、当然ながら人気モデルほど高額となっており、需要がある一方で流通量が少ない様子がうかがえます。
とくに2ストローク車や、昭和後期から平成初期頃のモデルは今後さらに数が減ることになるため、状態の良い個体ほど中古車市場では高値となるでしょう。
こうした状況から、中古車価格は一度上昇すると下がりにくく、希少モデルは資産的価値として見られることも少なくありません。
続く旧車ブームや海外からの需要も重なり、今回ピックアップした3機種のように相場価格が押し上げられる傾向は、他モデルにも波及しているようです。











