ネンオシャ・チエブク・トウバシメ…この呪文はいったい何!?

安全なバイクライフを送るのに欠かせない「ネンオシャ・チエブク・トウバシメ」という呪文があります。いったいどのような意味なのでしょうか。

「ネンオシャ・チエブク・トウバシメ」は、楽しいバイクライフに欠かせない呪文!?

 快適なバイクライフを送り、愛車と長く付き合っていくために欠かせない、点検やメンテナンス。愛車を手入れをする時間もバイクの楽しみの一つといえますが、自分でメンテナンスをするのが苦手という人も少なくありません。

 そんななか、日頃のバイクの点検のときに使われる「ネンオシャ・チエブク・トウバシメ」という言葉があります。この呪文のような言葉には、いったいどのような意味があるのでしょうか。

 バイクの「日常点検」は、道路運送車両法で定められています。乗る頻度にかかわらず、ユーザー自身でバイクの状態や走行距離などから判断して、適切な時期に日常点検をしなければなりません。

乗る頻度にかかわらず、ユーザー自身でバイクの状態や走行距離などから判断して、適切な時期に日常点検をしましょう
乗る頻度にかかわらず、ユーザー自身でバイクの状態や走行距離などから判断して、適切な時期に日常点検をしましょう

 この日常点検の項目は明確に決められていませんが、安全に走らせるためにはバイクの隅々までチェックする必要があります。その点検項目を覚えやすく表したのが「ネンオシャ・チエブク・トウバシメ」というわけです。

 これは各点検項目の頭文字を並べた言葉で、もっと細かく分けると「ネン・オ・シャ・チ・エ・ブ・ク・トウ・バ・シメ」となり、全部で10項目。

 まず「ネン」は燃料のことで、充分な量のガソリンが入っているか確認することを示しています。とくに高速道路を使って長距離を走る場合は、途中でガス欠すると違反キップを切られることになるので満タン近く入っていると安心です。また、近年普及しつつある電動バイクの場合は、航続距離があまり長くないので充分に充電されているかメモリをチェックしましょう。

「オ」はエンジンオイルのことで、適正量がきちんと入っているか、黒く汚れて劣化していないかを確認する
「オ」はエンジンオイルのことで、適正量がきちんと入っているか、黒く汚れて劣化していないかを確認する

 続いて「オ」はエンジンオイルのことで、適正量がきちんと入っているか、黒く汚れて劣化していないかを確認します。一般的に、オイルの点検窓はエンジンの下あたりに付いているので、外からでも簡単にチェックが可能です。

 またバイクを真っすぐ立てると正確な量が確認できますが、点検窓がないバイクもあるのでその場合はオイルゲージで確認します。愛車のコンディションをよい状態にキープするためには、エンジンオイルの小まめな点検が重要なポイントと言えるでしょう。

 ネンオシャの「シャ」は車輪のことで、タイヤの状態をチェックすること。すり減ってスリップサインがでていないか、正常な量の空気が入っているか、異物が刺さっていたりヒビがないかなどを入念に点検します。異常がみられた場合は、空気圧であれば調整して、タイヤが古く劣化しているようなら早めに交換を検討するようにしましょう。

「チ」は、チェーンの張り具合をチェックする必要がある
「チ」は、チェーンの張り具合をチェックする必要がある

 そしてチエブクの「チ」は、チェーンのことです。金属でできているチェーンは頑丈なのでそう簡単に切れたりはしないものの、少しずつ伸びるので張り具合をチェックする必要があります。

 なお、サイドスタンドを立てた状態でチェーンの中央付近を指で押して、上限に2cmから3cmくらいたるんでいれば正常です。またサビの発生や油切れも確認し、問題があるようならチェーンを調整したり、きれいに清掃して注油することも大切です。

【画像】「ネンオシャ・チエブク・トウバシメ」を確認する(11枚)

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