ホントに走行しても大丈夫? 公道と私道の見分け方とは
公道とは扱いが違う! 私道に多いトラブルの対処法
私道で多いトラブルの一つが「路上駐車」の問題で、とくに住宅を購入する際は、自宅前の道路が公道か私道かで大きく変わってくるので注意が必要です。
よくあるのが、正方形の広い土地に、コの字型に複数の住宅を建てた際に、真ん中にできる道路が私道になるケース。私道は道路交通法上、道路に該当しないため、警察は駐車違反の取り締まりをすることができません。
そのため、自宅前に知らない人が勝手に駐車していても、所有者自身で対処しなければならないという事。路上駐車をしているクルマの持ち主に注意して、すんなり応じてくれれば解決しますが、忠告を無視されたり非常識な相手だと、深刻なトラブルになることも少なくありません。
この場合、道路交通法は適用外なので、対策として「自動車の保管場所の確保等に関する法律」(車庫法)の違反として警察に対応してもらうことが可能。車庫法では、昼間で12時間以上、夜間で8時間以上の路上駐車を禁止しています。

ただし、違法駐車をしていることを示す客観的な証拠が必要で、防犯カメラなどで映像を残さなければならないため、実効性が低いのが実情。
また気になるのが、私道で起こした事故は自動車保険を使えるのかという点ですが、基本的に公道以外の事故も自動車保険の補償の対象になっています。
ただし、マンションなどの私有地で起きた事故については、道路交通法上で交通事故に該当しないため原則、交通事故証明書が発行されません。
その代わり、「人身事故入手不能理由書」の提出を求められます。この書類は、やむを得ない理由により警察へ人身事故の届け出ができなかった場合に必要となるもの。保険会社に連絡すれば担当者が送ってくれるので、必要事項を記入して提出すれば保険を使えるようになります。
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いま走っている場所が道路交通法上で公道なのか、私道なのか、区別がつかないことはあるでしょう。判断がむずかしい場合は、その場所が「不特定多数のクルマや人が行き来しているかどうか」で区別することができます。
万が一、私道で事故などを起こして慌てないためにも、公道と私道をいつでも見分けられるように覚えておくと安心です。









