たぐちかつみの記事一覧
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バイクのエンジン、フレームに載せるところ見たことありますか? フレームに「エンジンを載せる」ときには各部を保護しよう 知って得するマメ知識も〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.38
2025.07.24メイド・イン・ジャパンのモーターサイクルを代表する一台として、誰もが認める存在と言えるのがカワサキ「Z1/Z2」シリーズです。完成したコンプリートエンジンを車体に搭載する際には、よっぽど手馴れていない限りエンジンの重さに負けてしまいます。気が付いたときには、フレームのダウンチューブやクランクケースにキズを付けてしまうことになります。ガッカリしないためにも、エンジン搭載時にはしっかりした準備と段取りをしましょう。
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かつてはスーパーカブの「純正ツーリング仕様」が存在していた!? 1970年代の輸出モデル用セミダブルシートでスポーティなイメージに
2025.07.161974年に生産された、通称「かもめ」スーパーカブC90K2と言えば、もはや立派な旧車です。現代のスーパーカブとはひと味違う、通称「鉄カブ」と呼ばれるプレス鋼板フレームを持つのが特徴です。走りを楽しむツーリングへ出掛けると、お尻が痛くなってしまうことがよくありますが、そんなときには、着座ポジションを変えてお尻の痛みを和らげますよね? しかし、スーパーカブ純正のサドル型シートでは、それが簡単にできません。荷物満載のツーリングなら諦めもつきますが、スーパーカブで走りを楽しみたい派には、シート交換や改造がお勧めです。
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1974年生まれ、まだまだ現役のホンダ「スーパーカブ90」 セッティングの繰り返しで痛めたキャブボディのネジ山を修理
2025.07.091974年に生産された、通称「かもめ」スーパーカブC90K2と言えば、もはや立派な旧車です。現代のスーパーカブとはひと味違う、通称「鉄カブ」と呼ばれるプレス鋼板フレームを持つのも特徴です。気持ち良く楽しい走りを追求し、エンジンチューニングを楽しんできましたが、その代償……!? キャブボディとマニホールドを固定するネジ山を痛めてしまいました。これまでは応急処置で締結してましたが、ここでは、ネジ山を恒久的に修理しようと思います。
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バイクいじりを楽しくするには!? 人それぞれ、使い方もそれぞれ、上手な空間利用方法を再考 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録
2025.06.26個人ガレージの取材や見学の履歴数としては、この30数年で、おそらく3ケタ件数へ楽々突入していると思います。個人所有のガレージを覗き見したり、取材させていただくとつくづく思うのが、「人それぞれ、使い方も、考え方もそれぞれ」で異なっていて、様々なアイデアを目の当たりにさせて頂き、ときには自分のガレージでも参考にさせて頂くことがあります。そんな中でも、「限られた空間」だからこそ、上手かつ時には大胆に利用されているオーナーさんには、驚かされる場面が多いです。将来的にマイガレージが欲しいと考えているみなさん、是非、アイデアのベースにされてはいかがでしょう。
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カワサキ「初代空冷Z系エンジン」のメカノイズを低減!? 正しいシム調整作業で「直押しタペットノイズ」をシャットアウト!! 〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.37
2025.06.20メイド・イン・ジャパンのモーターサイクルを代表する一台として、誰もが認める存在と言えるのがカワサキ「Z1/Z2」シリーズです。エンジンン組み立ては、いよいよシリンダーヘッドの搭載になります。ここでは、タペット調整の様子をリポートします。OHCエンジンのタペット調整と言えば、ロッカーアームに取り付けられたアジャストスクリューでクリアランス調整するのが一般的です。一方、カワサキの初代空冷Zシリーズは、カム山がダイレクトにタペットを押し込む直押し方式を採用するため、各カム山に対して「500円玉サイズのタペットシム」で調整を行なうのが基本作業になります。
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カワサキ「初代空冷Z系エンジン」組み上げ バルブタイミング「28ピン」の誤解釈には要注意!! 最悪の場合はエンジンブローの恐れも 〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.36
2025.06.13メイド・イン・ジャパンのモーターサイクルを代表する一台として、誰もが認める存在と言えるのがカワサキ「Z1/Z2」シリーズです。バイク仲間の友人が、長年所有し続けてきた1975年式750RSを購入して、フルレストアで仕上げてみようと考えているのが、この企画です。エンジン組み立てで残す作業はシリンダーヘッドの搭載およびタペット調整になります。ここでは、間違えて組み付けられていることもある「バルブタイミング」をリポートします。
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製造から半世紀してもまだまだ現役のホンダ「スーパーカブ90」 コントロールする楽しさはレスポンスが良い操作性が大切 「スライド式スロットル」ならではのメンテナンス方法とは?
2025.06.051974年に生産された、通称「かもめ」スーパーカブC90の2型をベース車両に、メンテナンス&チューニングを楽しませていただいてます。自分好みかつ気持ち良く走れる仕様を求めて様々な個所に手を加えていますが、決して軽快とは言えないスロットルの操作感が以前から気になってます。ワイヤーで操作するスロットルと言えば「巻き上げ式」
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内燃機加工で性能が蘇る!? カワサキ初の4気筒「Z2」エンジン「吸排気バルブ」の重要性〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.35
2025.05.30メイド・イン・ジャパンのモーターサイクルを代表する一台として、誰もが認める存在と言えるのがカワサキZ1/Z2シリーズです。フルレストアは順調に進み、エンジンン組み立ては、いよいよシリンダーヘッド=佳境に突入しますです。ここではシリンダーヘッドの組み立て作業をリポートします。
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製造から半世紀が経過したホンダ「スーパーカブ90」 原付にとっては致命的になることも!? やはり怖いのが電装系のトラブル
2025.05.071974年に生産された、通称「かもめ」スーパーカブC90の2型をベース車両に、メンテナンス&チューニングを楽しんでいます。前回は点火系の要である「ポイント」と「バッテリー」を見直しましたが、それによって明らかになったのが、滅多に使わない電装機器が不調でした。
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カワサキ初の4気筒「Z1/Z2」エンジン 本来の走り+ちょっとだけ「α」を目指して、排気量は996ccへ 〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.34
2025.05.02メイド・イン・ジャパンのモーターサイクルを代表する一台として、誰もが認める存在なのがカワサキ「Z1/Z2」シリーズです。1975年式750RSを購入して、フルレストアに取り組んでいる一部始終をリポートしているのがこの企画です。エンジン腰下の組み立てを終え、いよいよ、腰上=ピストン、シリンンダー、シリンダーヘッドの組み立てに入ります。